こんにちは!家電太郎(@ie-dentaro)です!
家電量販店を2社(計8年)渡り歩いてきた元家電量販店員の白物家電ブロガーです。
皆さん楽しく家電選びできていますか?

コードレス掃除機といえばやっぱりダイソンなのかしら?
ロボット掃除機があるけどやっぱり1本はコードレス掃除機も持っておきたいのよね。



ダイソン、良いよねぇ…!
もちろん他社のコードレスにも良い商品はあるけど、
今回はダイソンの魅力について語っていくよ!
掃除機と言えばダイソン。
今やこの言葉に異を唱える方も少なくなってきました。
ですが手放しで「ダイソンが最高!」と言うのも実は間違っています。
今回はダイソンの長所短所、自分にあった超ド良い掃除機の見つけ方について解説したいと思います。
各項目でかんたん比較表を作っているのでサクッと飛んで読むのがオススメです!
この記事はこんな方にオススメ!
- ダイソンを買いたいけど、どの機種が良いかわからない。
- ダイソンのデメリットが気になる。
- 本当にダイソンの吸引力は強いの?



結論から言うと!
ダイソンはメイン機にするか、サブ機にするかで機種を選ぶのが吉です。
メイン・サブ | メイン | メイン | メイン・サブ | サブ | サブ |
機種名 | ![]() ![]() V15 Detect (ディテクト) | ![]() ![]() V12 Detect Slim (ディテクトスリム) | ![]() ![]() Digital Slim (デジタルスリム) | ![]() ![]() Micro (マイクロ) | ![]() ![]() Omni-glide (オムニグライド) |
参考型式 | SV22ABLEX | SV30ABLEX | SV18FFEX | SV21FFEX | SV19OFEX |
清掃力(10点満点) | 10 | 8 | 5 | 4 | 3 |
使い易さ(10点満点) | 5 | 6 | 7 | 6 | 7 |
バッテリー (10点満点) | 9 | 9 | 8 | 4 | 6 |
アタッチメント (10点満点) | 10 | 10 | 8 | 6 | 6 |
参考価格 | \115,500 | \102,300 | \79,200 | \55,000 | \69,300 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
メイン機
基本的にはこれ1本で普段のお掃除を全て行う事を想定されている方はこちら。家中しっかりお掃除したい人に適しています。
- V15 ディテクト
- V12 ディテクトスリム
- デジタルスリム
サブ機
メイン機は別にあってピンポイントでかけたいとき用に1本探している方はこちら。小スペースや階段掃除、車掃除等に適しています。
- デジタルスリム
- マイクロ
- オムニグライド



私はロボット掃除機がメインであるからサブ機の中から探そう!



メインで選びたいとは思うんだけど、
今使っているキャニスターも手放したくないし使いながら決めたいと思うんだけど…。
なんて悩まれている方には”デジタルスリム”がオススメです。メイン機並みのバッテリーを持ち、サブ機並みの軽さも兼ね備えているのでどちらで使っても問題ありませんし値段もちょうど中間くらいなので手を出しやすいです。
ダイソン掃除機のデメリット、メリット
まずは根本的な所からご説明しましょう。
あなたにダイソンはあっているのか。否か。
長所、短所をしっかり見て判断材料にしてみてください。



そういえば、ダイソンは重たいとか会社の先輩が言ってた!



ふふふ、いろんなデメリットもよく噂で聞くよね!
でも実は既に改善されたものもあるから最新情報を載せていくね!
ダイソンのデメリット
紙パック機種が存在しない。


これが一番大きなデメリットでしょう。
国内メーカーのパナソニックや、通販でお馴染みのマキタ等は紙パックのコードレス掃除機を大量拡販しており、
「紙パック派」という派閥を作り上げ今や一大勢力となっています。
やはりゴミを直に触らなくて良い。という点はメリットとして大きいですね。
紙パック代がもったいないからサイクロンが良い!という方にはもちろんダイソンです!
両極端な機種が多い。


今となっては現行機種で5種類の掃除機が発売していますが、
人によってはちょうど良いと思える機種が少ないようです。



軽量モデルにしたら欲しかった
トリガースイッチがなくなっちゃう。



カーペット用のヘッドが欲しいんだけど
高価な上位モデルにしか付いてないのね。
上記のように、かゆい所に手が届かない事もしばしばあるようです。
欲しいアタッチメントが付いていないという点は、物によっては個別に後から買い足すこともできますが
カーペットやペットの毛に特化したヘッドは、上位モデルでないと付属していない上に後から買い足すこともできません。
それでも毎年どんどんラインナップが増えているので、昔よりは選びやすくなっているのが現状です。
これからの新機種に期待しつつ、一番の問題は自分にとって丁度良いかどうかです。
最新機種では改善された過去のデメリット
ダイソンはうるさい → 静かになった


これは、なかなか古い情報です。
2016年に発売したV8シリーズ以降、ダイソンは驚くほど静かになりました。
更にエコモードで使用すると下手な掃除機より圧倒的に静かです。



でもエコモードって吸引力弱いんじゃないの?
後述しますがダイソン掃除機の真骨頂はヘッドにあります。
エコモードにしたところでヘッドの性能や回転数は変わらないので、フローリング等の床はエコモードで十分にお掃除ができてしまいます。
逆にヘッドの力に頼らない「隙間ノズル」や「フトンツール」使用時はしっかりとパワーのあるモードで掃除をした方が良いです。
ヘッド使用時もゴミが取れにくいカーペット等の床ではちゃんとパワーを上げるようにしましょう。
ダイソンは重い → 軽い機種も出た


ダイソンは重い。これも良く聞くデメリットでしょう。
モーター重心が手元に来るのでどうしても重さを感じてしまうのが原因です。
これに関しては軽量モーターを使用したMicro(マイクロ)と、重心をずらして重さを感じにくくしたOmni-glide(オムニグライド)いう商品が発売しています。
モーターが小さくなってしまう為、吸引力が下がる等のデメリットはありますが、先程申し上げた通りダイソンの売りはヘッドにあります。
重さを取るか吸引力を取るか、皆さんにあった物を選びましょう。
ダイソンはソファの下に入らない → ローリーチアダプタ発売!


ダイソンと言えば大きなモーター・ダストカップ部分も特徴的です。
しかしこのダストカップの大きさが命取りとなり、ベッドやソファの下といった低い場所の掃除が苦手でした。
ライバルメーカーのシャークに低位置の覇権を握られそうになっていましたが、無事ダイソンからもアタッチメントが発売されました。
現行モデルだと付属されている機種もあるので購入時に確認しておくと良いでしょう。
最悪の場合、付いていなくても別売で購入する事は可能です。
旧機種もV8以降であれば取り付け可能なので今お持ちの方も確認してみてください。
ダイソンのメリット
ダストピックアップ率がピカイチ


ダイソンといえばやはりこれが1番のメリットです。



ダストピックアップ率ってなに?
吸引力とは違うの?
簡単に言うとダストピックアップ率はスティック掃除機全体の総合力を評価しています。
それに対して吸引力(吸込仕事率)とはモーター能力やホースの太さ等から算出されており掃除機の心臓部分のパワーを表しています。
実は国内メーカーでもダイソンより吸引力が高い掃除機はたくさん発売されています。
ですが、なぜか日本のスティック掃除機で取れないゴミがダイソンなら取れてしまうの事象が全国で発生しています。
なぜこのような現象が起きてしまうのか。この理由がダストピックアップ率にあるのです。
先ほど申し上げた通り、ダストピックアップ率は総合力で評価しています。
これは「ヘッドが付いた状態でゴミをどれだけ漏らさず吸うことができるか」という率を表示しています。
実際に床掃除をする際はヘッドが付いた状態で掃除機をかける方がほとんどだと思います。
なのにヘッドを計算に入れずにパワーの数値だけを見るのはおかしな話ですよね。
しっかり総合力で見るとヘッドの能力がピカイチなダイソンに軍配が上がる事が多いようです。
日本国内では吸込み仕事率がJIS規格として認定されてしまっているのでしょうがないのですが、国内メーカーのこれからの頑張りに期待したい所です。
旦那が掃除するようになる


これは旦那さんの性格にもよるので一概には言えませんが、かなりの高確率で旦那さんが掃除をしてくれるようになります。
掃除機を買いに行くときは一度は家電量販店に旦那さんを連れていきましょう。



あ、ダイソンの掃除機だよ!
お父さん好きそう!
なんて話かけてあげると興味津々で手に取ってくれる旦那さんの姿が目に浮かびます。
そこにダイソンならではのトリガースイッチがアピールしてくるわけです。
女性にはわからないでしょうがピストルやライフルを連想させてくれるトリガースイッチは男のロマンと言っても過言ではありません。ちなみに僕は大大大好きです。



そんなに欲しいならダイソンでもいいよ?
お掃除頑張ってね!
はい、これで全自動掃除機の出来上がりです。
ルンバなんていらんのです。
誰でも直感でわかる「ダイソン最新機種かんたん比較表」
皆さんにダイソンの魅力が存分に伝わったところで各機種の比較に入りたいと思います。
現行機種では下記の5機種がラインナップとなっています。
機種名 | ![]() ![]() V15 Detect (ディテクト) | ![]() ![]() V12 Detect Slim (ディテクトスリム) | ![]() ![]() Digital Slim (デジタルスリム) | ![]() ![]() Micro (マイクロ) | ![]() ![]() Omni-glide (オムニグライド) |
参考型式 | SV22ABLEX | SV30ABLEX | SV18FFEX | SV21FFEX | SV19OFEX |
清掃力(10点満点) | 10 | 8 | 5 | 4 | 3 |
使い易さ(10点満点) | 5 | 6 | 7 | 6 | 7 |
バッテリー (10点満点) | 9 | 9 | 8 | 4 | 6 |
アタッチメント (10点満点) | 10 | 10 | 8 | 6 | 6 |
参考価格 | \115,500 | \102,300 | \79,200 | \55,000 | \69,300 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |



毎度恒例、独断と偏見を存分に含んだ比較表になっています!
なぜこの5機種なのか
現状のラインナップである5機種をチョイスしていますが非常にバランスよく選べるようになっています。
吸引力が強い機種、軽い機種、バランスの良い機種と、この中から選べば満足いく商品がきっと見つかるでしょう。
最新機種ではないダイソンの型落ち機種は微妙?
もちろん旧機種でも良い機種はあります。
現状の標準機と比べてもあまり遜色のないV10シリーズ等、旧機種でも活躍できる掃除機はたくさんあります。
ただしV8シリーズより前のモデルまで下がると値段の差がない割に能力は大きく下がってしまうので旧機種の中でもV10シリーズ以降がオススメです。
Vの後の数字が大きい機種が新しい機種になるのでV11が安く売っていればそちらも買いでしょう。
通常のお店ではなかなか売っていない事に対して、売っていたら格安販売されている事が多いのでダイソンを試してみたい方にはうってつけです。


清掃力 -吸引力が一番強いのは?-
それではダイソンに一番求められている清掃力から見ていきます。
ちなみに、ダイソン機種の中での比較を作っているので評価1になっている物も十分清掃力はあります。
それだけ上位機種の能力が高いと思って貰う方が良いでしょう。
機種名 | ![]() ![]() V15 Detect | ![]() ![]() V12 Detect Slim | ![]() ![]() Digital Slim | ![]() ![]() Micro | ![]() ![]() Omni-glide |
吸引力 (5点満点) | Digital Slim+130% 5 | Digital Slim+50% 3 | 基準値 2 | Digital Slim-50% 1 | Digital Slim-50% 1 |
ヘッドサイズ | 約25×7.5cm | 約25×7.5cm | 約25×7.5cm | 約21×7.5cm | 約21x13cm |
ヘッド性能 (5点満点) | Laser Slim Fluffy 5 | Laser Slim Fluffy 5 | Slim Fluffy 3 | Micro Fluffy 3 | Omnidirectional Fluffy 3 |
合計点 | 10 | 8 | 5 | 4 | 4 |
参考価格 | \115,500 | \102,300 | \79,200 | \55,000 | \69,300 |
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ダイソンならどれもしっかりお掃除できるって事ね!
なら価格が安いMicroで良いんじゃないのかな?



もちろん使用用途さえ合っていればMicroで大丈夫だよ!
自分に合った物かどうかは下で説明するね!
吸引力 -よく吸う機種はどれ?-
当記事ではモーターの強さ=吸引力で説明をします。
前述した通りダイソンは吸引力が強い掃除機ではありません。
ただし、同様のヘッドが付いている状態であれば、吸引力が清掃能力の差になってきます。
特にゴミが取れづらいカーペット等での使用を想定している方は、より吸引力が高いものを選んだ方が良いでしょう。



カーペットがない家なら吸引力は低くても良いの?
実はもう2点気を付けてほしい点があります。
1点はゴミの種類です。
長い髪の毛やペットの毛など、床に張り付いて取れにくいゴミを掃除する方も吸引力や後述する専用ヘッドを使った方が良いでしょう。
もう1点はハンディとして使用する場合です。
車の掃除等に使用する場合はダイソン最大の長所であるヘッドを外して使う事になります。
元々吸引力が強くないダイソンなので、ハンディ状態でいろんな場所を掃除をしたいという方は吸引力に気を付けたい所です。
ヘッド -Fluffy-
さて、とうとうダイソンお得意のヘッド部分です。
現状機種は全てのモデルにFluffy(フラフィ)が搭載されています。
フラフィには下記の長所があります。
- 地面への吸着力が非常に強い。
- ブラシが非常に柔らかく拭き取るようにゴミが取れる。
- 全面がむき出しになっているので壁際の掃除に強い。
よく国内メーカーの掃除機を使った後にダイソンを使うと



日本のメーカーの方が軽いね!
でも持ち上げたら変わらない!なんで?
と言われる方が非常に多いです。
これはダイソンが地面にしっかり吸着している為です。
国内の掃除機で「自走式」という言葉を聞いたことがある方も多くいらっしゃると思いますが、これはヘッドモーターの回転数が高く、グングン進んでくれる掃除機の事を指します。
じゃあダイソンは回転数が少ないのか?そうではありません。
試しにダイソンのヘッドを半分浮かして掃除してみるとわかりますがものすごい力で引っ張られます。(階段で試すとわかりやすいです)
つまり高回転のヘッドモーターを使いつつ、高吸着で床に張り付く事でゴミをどんどん吸い込めるのです。
そこにフワフワなヘッドが全面むき出しになっているので
「隅々まで細かいゴミをとことんかき取れる」
と、ものすごいヘッドが出来上がったのです。
なので、どこの量販店へ行ってもダイソンの販売員さんは自信満々に言うのです。



ヘッドならやっぱりダイソンです。
使いやすさ -軽さが大事?スイッチの最適解は?-
コードレス掃除機の性質上、使いやすさも重要になってきます。
主に重さや細かい使い勝手に注視して採点しています。
機種名 | ![]() ![]() V15 Detect | ![]() ![]() V12 Detect Slim | ![]() ![]() Digital Slim | ![]() ![]() Micro | ![]() ![]() Omni-glide |
重さ (5点満点) | 2.61kg 2 | 2.20kg 3 | 1.90kg 4 | 1.50kg 5 | 1.90kg 4 |
Omni-glide (2点満点) | – | – | – | – | 2 |
液晶ディスプレイ (2点満点) | あり 2 | あり 2 | あり 2 | なし 0 | なし 0 |
スイッチ (1点満点/好み) | トリガー +1 | ボタン +1 | トリガー +1 | ボタン +1 | ボタン +1 |
合計点 | 4+1 | 5+1 | 6+1 | 5+1 | 6+1 |
参考価格 | \115,500 | \102,300 | \79,200 | \55,000 | \69,300 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
スイッチはトリガー式とボタン式で好みが分かれるので+1として表記しています。
個人のお好みの方式に+1点して見るようにしてください。
詳細は下記項目で説明します。
重さ


言わずとも気にされている方が多いのが重さでしょう。
やはり同じ性能ならなるべく軽い方が手首への負担が少なくすみます。
他社の掃除機を含めて考えても2.0kgが重い/軽いのラインになっています。
Digital Slimより下のモデルなら比較的軽めのモデルとなっています。
サブ機として使うならMicroの軽さはやはり圧倒的でしょう。
omni-glide(オムニグライド)
特殊な仕様の商品としてオムニグライドという商品があります。
実際に掃除をするとわかりますがまるで宙に浮いているように軽々と掃除をかける事が出来るのがオムニグライドの特徴です。
これは重心を少し下にずらして、逆回転仕様のツインヘッドを使用したことにより実現しています。
上記表ではDigital Slimと同じ重さになっていますが持ち比べると圧倒的にオムニグライドが軽いです。
ハンディとしても使えなくはないですが、圧倒的に床掃除に焦点を合わせた商品なのでご自宅の用途に合っているかよく検討しましょう。
ちなみに両側にブラシが付いているので、階段掃除がなかなか優秀です。
液晶ディスプレイ


重さの次に使いやすくなるポイントとして液晶ディスプレイが挙げられます。



えー。掃除機にディスプレイなんていらないよー。
高くなるなら付いてなくていいや!
ところがどっこい。ダイソンの液晶ディスプレイはそこらのディスプレイとは一味違います。
- モード設定が見やすい
- 残り時間を秒単位で表示
- 上位モデルなら更にゴミの量やサイズを表示してお掃除を可視化
特に一番役立つのが残り時間です。
コードレス掃除機の特性上、まだバッテリーが持つのか気にしながらお掃除をするのはやっぱりストレスです。
ダイソンなら残り時間でおおよその掃除可能範囲がわかりますので



とりあえず1階だけ終わらせて、2階はお昼からにしよっと。



なんとか全部屋の掃除をかけておきたいから
残りはエコモードでささっとかけとこうかしら。
なんて使い方もできちゃいます。
ゴミの可視化もアレルギー持ちの方の強い味方になります。
細かいゴミがどれだけ吸えたか見る事が出来るので



くしゃみがよく出ると思ったらこのソファ結構汚れてた!
なんて事もわかっちゃいます。
くしゃみの元をしっかり断ち切りましょう。
スイッチ


好みが分かれるのが電源スイッチです。
トリガー式とボタン式の2種類ありますが好みで選べば大丈夫です。
トリガー式
メリット
- 手を離せば電力消費を抑えられる。
- ちょっとだけ掃除したい時にオフにする必要がない。
- なんと言ってもカッコ良い。
デメリット
- 手を離してオンを維持できない。
- 最初は慣れない。
ボタン式
メリット
- 使い慣れている方が多いので比較的無難。
- 手を離してもオンを維持できる。
- 人差し指が疲れない。
デメリット
- 部屋の移動時、そのままだと電力の無駄使いに。
僕の好みはダイソンならではのトリガー式ですが、どちらにしたから良い/悪いという事はなくご自分にあった物を選べばOKです。
悩んでしまうようなら、僕の60代の両親もすぐに慣れたのでトリガー式がオススメだと思ってください。
バッテリー -1回でどれだけ掃除ができるの?-
コードレスで重要なポイントとして忘れちゃいけないのがバッテリーです。
運転時間はもちろんのこと、消耗してしまった際の着脱可否も確認しておきましょう。
機種名 | ![]() ![]() V15 Detect | ![]() ![]() V12 Detect Slim | ![]() ![]() Digital Slim | ![]() ![]() Micro | ![]() ![]() Omni-glide |
スティック時 最長運転時間 (6点満点) | 約60分 6 | 約50分 5 | 約40分 4 | 約18分 2 | 約18分 2 |
充電時間 (2点満点) | 約4.5時間 1 | 約3.5時間 2 | 約3.5時間 2 | 約3.5時間 2 | 約3.5時間 2 |
バッテリー着脱 (2点満点) | 可能 2 | 可能 2 | 可能 2 | 不可能 0 | 可能 2 |
合計点 | 9 | 9 | 8 | 4 | 6 |
参考価格 | \115,500 | \102,300 | \79,200 | \55,000 | \69,300 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
最長運転時間
ここで表記されている運転時間はヘッドが付いたスティックの状態でエコモードにした場合の時間となっています。
長く使えるアピールをしたいメーカーはヘッドなし状態の最長時間を表記する事がありますが、実際に皆さんが使うのはヘッドを付けた状態が一番多いと思いますので「ヘッド付きの最長時間」を見るようにしましょう。
その点、ダイソンはヘッド付きの持続時間もちゃんと表記しているので安心です。



18分だと家中のお掃除は難しそうね。
マイクロとオムニグライドの2機種はサブ用としては優秀なのですが、最長時間が短いためメインでは選ばれにくい傾向にあります。
逆にV15の能力があれば家中+ベッドや車のお掃除まで出来てしまうので1台でなんでもできる掃除機となっているのです。
充電時間
各メーカー約4~5時間くらいでフル充電になるのが相場ですがしっかりクリアしています。
安価モデルになるとこっそり充電時間が長くなるメーカーもある中、流石のダイソン優秀です。
ちなみにTV通販等でオススメされている10,000円以下の格安クリーナーは大々的に表記されていませんがこの充電時間が異常に長い事が多いです。
中には6時間~12時間かかるメーカーもあるので注意しましょう。
バッテリー着脱可否


昨今のバッテリー能力はここが一番の重要ポイントです。
要はバッテリーの交換を容易にできるかどうかです。
掃除機本体は5年~10年と長生きしてくれる可能性も高いですがバッテリーはそうもいきません。
毎日使っていれば2~3年程で使用可能時間が短くなっていきます。
そんな時にバッテリーを単品購入出来てすぐ交換できるか、これが問題になってきます。
ちなみにバッテリー着脱ができるだけでこれだけのメリットがあります。
- 修理ではなく部品交換できるので費用が安く済む。
- 予備のバッテリーを持っておく事で使用時間を2倍にできる。
- 2個のバッテリーを交互に使えば消耗を抑えられるので電池寿命が長くなる。
サブ機としてオススメしていたオムニグライドも予備バッテリーを購入する事で18分x2で36分使用が可能になります。



軽くて使いやすいのにメイン機として使えないのは悲しい!
と思っている方はこの使い方がオススメです。
ダイソン公式HPで昔のモデルのバッテリーも購入する事ができますので古くなっても安心です。
アタッチメント -便利な5種類のパーツを厳選!-
基本性能は上記3項目で解説できましたがダイソンの機種選びはここからが本番です。
なんと同じ機種でも型式によって付属するアタッチメントが全く違うのです。
当記事では数多くのアタッチメントの中から5種類厳選したオススメアタッチメントが付いているモデルをご紹介したいと思います。
機種名 | ![]() ![]() V15 Detect | ![]() ![]() V12 Detect Slim | ![]() ![]() Digital Slim | ![]() ![]() Micro | ![]() ![]() Omni-glide |
参考型式 | SV22ABLEX | SV30ABLEX | SV18FFEX | SV21FFEX | SV19OFEX |
クリーナー ヘッド (2点満点) | 2種類 2 | 2種類 2 | 1種類 1 | 1種類 1 | 1種類 1 |
ミニモーター ヘッド (2点満点) | 毛絡み防止 スクリューツール 2 | 毛絡み防止 スクリューツール 2 | ミニモーターヘッド 1 | ミニモーターヘッド 1 | ミニモーターヘッド 1 |
充電ドック (2点満点) | 付属 2 | 付属 2 | 付属 2 | 付属 2 | 付属 2 |
フトンツール (2点満点) | 付属 2 | 付属 2 | 付属 2 | なし 0 | なし 0 |
LED隙間ノズル (2点満点) | 付属 2 | 付属 2 | 付属 2 | 付属 2 | 付属 2 |
合計点 | 10 | 10 | 8 | 6 | 6 |
参考価格 | \115,500 | \102,300 | \79,200 | \55,000 | \69,300 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
クリーナーヘッド -モーターバーでカーペットの奥のゴミまで-



クリーナーヘッドってFluffyの事だよね?
それならどの機種にも付いてるでしょ?
上記で説明したFluffyも非常に優秀なのですが、毛先が柔らかいのでどちらかというとフローリング向きなヘッドになっています。
その為、上位モデルにはFluffyとは別にカーペット用のヘッド付属のモデルもあります。
このカーペット用のヘッドはMotorbar(モーターバー)と言われており、床に張り付いた毛をしっかり取り除き、更に毛が絡みにくい構造になっています。
長い髪の女性の方や、ペットを飼っている方にオススメなのがこのモーターバーです。
ですが、ひとつ問題なのが後から買い足すことができないという点です。
非常に便利なヘッドですが、最初に決めておかなければいけない&上位モデルにしか付いていないという点は認識しておきましょう。
ミニモーターヘッド -毛絡み防止スクリューツールでお手入れ簡単に-
ミニモーターヘッドはマットレス用のヘッドになります。スティックを外してハンディ状態で使用するのが主な使い方です。
実はこのミニモーターヘッドも上位モデルとは違いがあります。
「毛絡み防止スクリューツール」という名前の通り毛絡みしにくくなっているので、いわばミニモーターヘッド版の”モーターバー”とでも言いましょうか。



モーターバーは上で出てきたカーペット用のヘッドの事だよ!
電太郎が持っているダイソンも旧モデルのV11なので通常のミニモーターヘッドを使っていますが、やはり毛が絡まって手入れに時間がかかってしまうのは面倒だと感じています。
お手入れが簡単である事は非常にうれしい利点なので悩まれているようなら付属したモデルがオススメです。
充電ドック -壁に直付けはもう古い-
あるとないのでは普段の使い勝手に大きく左右されるのが自立型の充電ドックです。
一昔前のダイソンには壁に直付けの充電ドックしか付属しておらず、賃貸にお住まいの方泣かせの一品でした。
現行モデルのほとんどに付いていますが、一部安価なモデルには付属されていないので注意してください。
充電ドックがないだけで毎回の掃除終わりにケーブルを差して充電しないといけない手間が増えてしまうのでここはしっかり押さえておきたいポイントです。
フトンツール -程よい吸引力で張り付かない-
上記で説明したミニモーターヘッドで代用される方も多いですが、あると便利なのがフトンツールです。
違いはミニモーターヘッドより吸引力を抑えているので布団のシーツに張り付きにくいという点です。
また、ミニモーターヘッドはソファや車のシートに使われる方が多く



車内と同じヘッドで布団の掃除をしたくない!
という方も分けて使う事ができるのでオススメです。
LED隙間ノズル -狭い部分もLEDで明るく-
窓の桟(さん)や細い隙間のお掃除に役立つ隙間ノズルですが最新モデルは更に高機能になっています。
それがLED隙間ノズルです。
狭い場所になればなるほど暗くてゴミがどこにあるかわからない状態になる事が多いと思います。
そんな時に役立つのがこのアタッチメントです。
車内の足元など真っ暗でゴミが見えなかったりしますが、しっかりLEDで照らしてくれます。
最新機種のメリットの一つなので、せっかく現行モデルを買うのであればぜひとも付けておきたい一品です。
アドバンスクリーニングキット -旧機種をお持ちの方にオススメ-



最新のダイソンはアタッチメントが豊富でいいなー。
私は2年前のだからどれも付いてないや。
旧機種をお使いの方でもV8以降(V8,V10,V11)であれば上記アタッチメントは対応可能です。
ダイソン公式HPでアドバンスクリーニングキットというセットが売っています。
これは「毛絡み防止スクリューツール」「LED隙間ノズル」「ローリーチアダプタ」の人気アタッチメント3種類がセットになっています。
ローリーチアダプタはベッドやソファの下を掃除するときに使えるアタッチメントです。
他メーカーですがシャークの掃除機に似た動きをすることで、低くて手の届かない場所にアプローチできるようになります。
そのままのダイソンだとモーター部分が大きい為、完全に寝かせて掃除をかける事が出来ません。
旧機種のデメリットを解消できる神アタッチメントなので困っている方はぜひ確認しておきましょう。
まとめ -メイン機かサブ機かで選び分けよう!-
以上がダイソン現行機種の比較でした。
皆さんにぴったりの掃除機は見つかったでしょうか?
メインとして使うのか、サブとして使うのかで大きく分かれるので最初に使用用途を決めてから選ぶようにしましょう。
メイン・サブ | メイン | メイン | メイン・サブ | サブ | サブ |
機種名 | ![]() ![]() V15 Detect (ディテクト) | ![]() ![]() V12 Detect Slim (ディテクトスリム) | ![]() ![]() Digital Slim (デジタルスリム) | ![]() ![]() Micro (マイクロ) | ![]() ![]() Omni-glide (オムニグライド) |
参考型式 | SV22ABLEX | SV30ABLEX | SV18FFEX | SV21FFEX | SV19OFEX |
清掃力(10点満点) | 10 | 8 | 5 | 4 | 3 |
使い易さ(10点満点) | 5 | 6 | 7 | 6 | 7 |
バッテリー (10点満点) | 9 | 9 | 8 | 4 | 6 |
アタッチメント (10点満点) | 10 | 10 | 8 | 6 | 6 |
参考価格 | \115,500 | \102,300 | \79,200 | \55,000 | \69,300 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
メイン機
基本的にはこれ1本で普段のお掃除に使うと想定されている方はこちら。家中しっかりお掃除したい人に適しています。
- V15 Detect
- V12 Detect Slim
- Digital Slim
サブ機
メイン機は別にあってピンポイントかけたいとき用で1本探している方はこちら。小スペースや階段掃除、車掃除等に適しています。
- Digital Slim
- Micro
- Omni-glide
また、他メーカーのコードレス掃除機も合わせて比較したい方は下記記事がオススメです。


皆さんがより良い家電と出会えますように。
それでは