【使いやすいのはどっち?】家電の操作ボタン解説篇【物理ボタンVSタッチパネル】

こんにちは!家電太郎です!

今回は地味に使える小ネタをご紹介したいと思います!

今回のテーマはこちら!

「操作ボタンって物理ボタンとタッチパネル、どっちがいいの?」

これに対して解説していきたいと思います!

この記事はこんな方にオススメ↓

  • 買おうと思った家電がタッチパネルだったけど問題なく使えるか不安。
  • ずっと物理ボタンを使ってきたから次に買う家電はタッチパネルにしたい!
  • 迷っている家電の違いが操作ボタンのみ。どっちを買うべき?

商品選びの際に結構出てくる悩みですよね!

こればっかりは結論を先に言うのが難しいですがあえて言うなら

家電にもよるし、人にもよる!

という事です。

それぞれのメリット、デメリットがあるので見ておきましょう。

しっかり解説したいと思います!

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目次

はじめに

まずは簡単に“物理ボタン”“タッチパネル”の違いについて説明します。

一番身近な例を挙げるとガラケースマホですね!

スマホと言われると聞こえは良いですが、付いている家電によって良くも悪くもなってしまいます。

細かく違いを見ていきましょう。

物理ボタンは押すと感触があり、見た目だけでそこにボタンがあるとわかる一般的なボタンです。

タッチパネルは押しても感触のない物が多く、本体の一部分に文字表示があるだけ、もしくはLED等で文字が浮かび上がってくるタイプのフラットなボタンです。

この”押した感触がない”という点が特にご年配の方のウケが悪く、不人気の原因となっています。

結論を答えてしまいましたが、タッチパネルは現状、非常に不人気です。

ネットで調べると1ページ目にタッチパネルの酷評がわんさか出てきます。

ではなぜメーカーはタッチパネル搭載の商品を多く発売しているのか?

双方のメリットを見比べながら詳しく探っていきましょう。

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物理ボタンのメリット

押しやすい

まず第一のメリットはこれでしょう。

触っただけでボタンだとわかり、押した感触がある。

これが最大にして最高の物理ボタンのメリットです。

水に濡れても操作ができる

もう一つ挙げられるメリットは水に濡れても操作ができるという点です。

洗濯機や電子レンジのボタンを比べるとわかりやすいのですが

洗い物をしたり調理をしていると手は濡れてしまいますよね?

その手でタッチパネルを触ってしまうとうまく反応しない事があります。

これはタッチパネルが静電式という方式で動いているので

水で濡れてしまうとうまく静電気の場所を判別できないのです。

最近は水に強いタッチパネルも出てきているので今後に期待したいですが

現状では物理ボタンに軍配が上がりそうです。

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タッチパネルのメリット

ここまで物理ボタンにコテンパンにやられてますがタッチパネルにだってメリットはもちろんあります。

挽回していきましょう!

見た目がオシャレ

なんてったって見た目がオシャレです!

本体と一体化したデザインは非常に美しいです。

物理ボタンには操作性を求める為、文字が書かれている事が多いですが

タッチパネルの場合はLED点灯で文字表示ができるので

無駄な文字がなくインテリアとして素晴らしいデザインとなっています。 

破れない

指で押す力が強い方は物理ボタンを脱落させたり、破ってしまった経験はないでしょうか?

ちなみに電太郎は数多くの物理ボタンを破壊してきた破壊神でもあります。

急いでて意味もないのに連打してしまってボタンの劣化が早くなってしまうんですよね。

特に症状として多いのが「破れ」

物理的要因であったり、水などが原因であったり様々ですが

どうしても経年劣化と共に破れやすくなってしまいます。

こういう点はタッチパネルなら破れる部分がないので安心ですよね!

カラータッチパネルで操作性の向上

タッチパネルの中にはスマホ画面のようなカラータッチパネルが搭載されているものがあります。

こういったタッチパネルは全てのボタンを集約して1つにまとめているので使い勝手も良くなります。

例を挙げると各社最上位モデルのオーブンレンジのほとんどにカラータッチパネルが付いています。

ですが、ここからワンランク落とすと、どのメーカーも物理ボタンになってしまいます。

実際に見てみるとわかりますがメニューがずらりと画面下に書いてあるのはデザイン的にはなしでしょう。

というよりあのメニューを見ながら調理をする方はほとんどいません。

これから先の未来、家電はどんどん高機能になっていきます。

できることが多くなっても、それを全部表記していたり物理ボタンが多くなりすぎると操作性がどんどん悪くなります。

こういう場面ではタッチパネルの方に軍配が上がります。

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家電毎に比較 ~物理ボタンvsタッチパネル~

では実際の家電ではどちらがいいのか

家電毎に見比べることで良い点、悪い点がハッキリしていきそうです。

「この家電には物理ボタンかな、タッチパネルかな」

と自分なりにしっくりくる物を探してみましょう。

冷蔵庫

まずは冷蔵庫から見ていきます。

ここではファミリー用のメジャーな商品である”ガラストップモデル”を参考に見ていきます。

冷蔵庫(ガラストップ)パナソニック三菱電機日立東芝シャープ
カラータッチパネル××××
ガラスタッチパネル××
物理ボタン

おや、意外とタッチパネルを使っているメーカーが少ないですね。

カラータッチパネルに関してはシャープのみのようです。

これはシャープの冷蔵庫に”COCORO HOME”(ココロホーム)という機能が付いているからです。

「なんじゃそりゃ!」とほとんどの方が口にされると思いますので簡単に説明すると

家電同士がリンクしているAIです。

洗濯機が終わったら冷蔵庫に「終わったよ!」と報告してくれたり

「今日の晩御飯、これがいいんじゃない?」とアドバイスまでしてくれる優れものです。

この機能があるのでカラータッチパネルが必要になるんですね!

つまり他のメーカーにはこの機能は必要ないという事になります。

そうするとガラストップパネルvs物理ボタンという構図になります。

「電太郎君、男にはわからないかもしれないけど、

炊事場では手が濡れている事がほとんどだからタッチパネルは使えないのよ」

物理ボタン派の奥様からそんな声が聞こえてきますが

炊事場にわりと立っている系男子の電太郎的にはこの意見に簡単には頷けません。

冷蔵庫のタッチパネルにはこれだけのメリットがあるからです。

  • 冷蔵庫を閉めた状態で操作できる。
  • 消灯時はちゃんと文字が消えてデザインが良い
  • 腕まくりをしている状態なら肘でも反応する。

一つ目の閉めた状態で操作できる点は優秀な点の一つです。

ついていないモデルだと製氷のモードを変えたり、夏だから物が悪くならないように設定するたびに

一番大きな冷蔵室を開けないといけないからです。

さらに、タッチパネルなら消灯時は文字を消すこともできますし

水が手に付いたら反応しない問題にも腕まくりだけで対処できるんです。

(というよりわざわざ調理中に冷蔵庫の設定ボタンを触ることがほとんどありません)

日立より引用(youtube)

タッチパネルの使い方を見ても難しさは特に感じません。

個人的には、冷蔵庫はタッチパネルの勝利だと思います。皆さんはいかがでしょう?

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洗濯機

続きまして洗濯機です。

冷蔵庫とは違い毎回選択方法、乾燥方法を選択することが多いので

より重要なポイントとなってきますね!

こちらも時間短縮の為、今回は”ドラム式洗濯機”に焦点を当てたいと思います。

ドラム式洗濯機パナソニック日立東芝シャープ
カラータッチパネル×
ガラスタッチパネル×
物理ボタン

打って変わってシャープ以外は全社カラータッチパネル搭載です!

シャープさんに何があったのでしょうか?

質問はシャープ公式Twitterへどうぞ!(適当)

やはり洗濯機は操作をすることが多いだけあってカラータッチパネルは譲れないようです。

重用すべき点はこれが付いているのは”最上位モデル”だけだって事です。

・・・悔しいですね! 高くて買えないですね!

一つでもランクを落としてしまうと

パナソニックより引用

これが

パナソニックより引用

こうなっちゃうんです!

いやーなんですかこれ。文字ぎっしり。

パナソニックさん、温水の温度設定もあるのになんで全部ボタンにしちゃったんですか!

これには最上位モデルが売れるのにも納得です。流石パナソニック、完敗です。

売上数が物語っていますが、ドラム式はカラータッチパネルが良さそうです。

(乾燥なしの縦型洗濯機なら基本スタートボタンしか押さないんで物理ボタンにも勝機があるよ!)

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オーブンレンジ

お次は調理の要、オーブンレンジ。

表で簡単に説明をしておきます。

オーブンレンジパナソニック日立東芝シャープ
カラータッチパネル
物理ボタン

電子レンジはメニューが表にきて非常に邪魔です。

画像を見るとわかりやすいので以下を見比べてみてください。

東芝より引用

これが↑↑

東芝より引用

こうなっちゃいます↑↑

メニュー邪魔ですね。(2回目)

新築のおうちに置きたいのはやっぱりカラータッチパネルですね!

ただし、あたためボタンしか押されないご自宅、結構あるんですよ!

そんな方には物理ボタン、オススメでございます!

まぁ、でもメニュー邪魔ですよね。(本日3回目)

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炊飯器

最後に炊飯器に行きましょう。

電太郎的には絶対に必要な家電ランキング第2位にランクインする炊飯器ですが

こちらも圧力IH炊飯器で見ていきましょう(三菱電機のみIH)

炊飯器パナソニック三菱電機日立東芝象印タイガー
ガラスタッチパネル×××
物理ボタン

カラータッチパネルは熱に弱いのでしょうがないといえばしょうがないです。

オーブンレンジのように耐熱を備えるには蓋が分厚くなってしまうかもしれませんね。

と言いつつも、ガラスタッチパネルの採用も5分で綺麗に分かれてしまいました。

東芝に関しては最上位が物理ボタンなのに中間モデルがタッチパネルという謎仕様!

これは各社いらない判断を下しているのでしょうか?

電太郎に判断をさせるとですね・・・

炊飯器使ってるときって手濡れてるんですよ。米、研ぎますもんね。

タッチパネルあった方がいいと思うんですよね。

電太郎が愛用しているタイガー炊飯器もタッチパネル仕様ですが非常に使いやすく重宝してます。

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まとめ

まとめに入ります。

結論を言うと家電にもよるのが本音ですが

見た目や操作性を取るならタッチパネル、

安心感を取るなら物理ボタンになると思います。

昔ながらの物理ボタンにはやはり愛着がわくものです。

ただし一つだけ頭に入れておいて頂きたいのが

物理ボタンしか使いたくない方もいずれはタッチパネルにも手を出さないといけない時代が来るかもしれません。

今、僕がブログ作成に使っているキーボードですら数十年後はどうなっているかわかりません。

物理ボタン派の方も、少しはタッチパネルに歩み寄っても良いかもしれませんね。

うまく使い分けをしてタッチパネルの良い部分、物理ボタンの良い部分を把握し、より良いライフスタイルを手に入れていければ良いのではないでしょうか?

皆さんがより良い家電と出会えますように。

それでは。

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