こんにちは!家電太郎(@ie-dentaro)です!
家電量販店を2社(計8年)渡り歩いてきた元家電量販店員の白物家電ブロガーです。
皆さん楽しく家電選びできていますか?
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今の冷蔵庫がそろそろ10年経つの。
なんだか変な音もし始めたから買い替えようと思ってるのよね。
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異音がし始めると使い続けるのは怖いよね!
今回はファミリー向け大型冷蔵庫について解説していくよ!
ファミリー向けという事で、今回は300L以上の冷蔵庫を基準に選び方をご紹介したいと思います。
この記事はこんな方にオススメ↓↓
- 「冷蔵庫を買いに来たけど種類が多すぎて何を基準にしたらいいかわからない!」
- 「自分の家にどのサイズが合っているかわからない!」
- 「いろんなメーカーがあってどのメーカーがいいのかわからない!」
見た目だけで選ぶことが多い大型冷蔵庫ですが、実は選び方次第で普段の使い勝手が大幅に良くなります。
安く冷蔵庫を購入したい方も、ハイスペックな冷蔵庫が欲しい方も一緒に冷蔵庫の選び方を学んでいきましょう。
選び方のコツ
冷蔵庫を選ぶ順序は人それぞれだと思いますが、僕のオススメを結論から言うと
- サイズ
- 使い勝手
- 各社便利機能
この順で選ぶようにしましょう。
順に追っていくと、まず自分の家に合ったサイズの物を選び、
↓
その中から自分にとって使い勝手の良い物を選び、
↓
最後はさらにその中から欲しい便利機能が付いた物を選ぶと良いです。
昨日から選ぶのも決して間違いではないのですが、
その結果サイズオーバーで搬入不可であったり、使い勝手の悪い物になってしまう事が多いです。
搬入不可でお店に選び直しに来るお客さんは結構多いので、最初にしっかり選んだ方が良いでしょう。
冷蔵庫のサイズの選び方
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さて、そのサイズですがどうやって選んだら良いのでしょう?
答えは搬入経路図を書いてお店にいく事です。
基本的に冷蔵庫置き場のサイズは幅、奥行、高さの3点で見ることになります。
ですが、置き場に運ぶまでの搬入経路も同じくらい必要になってきます。
例えば冷蔵庫を置く場所は、ほとんどの方がキッチンに置かれると思いますが
実際に搬入する際はどんな経路で冷蔵庫を運びますか?
玄関からはるばる何部屋も通ってキッチンに辿り着くでしょうか?
冷蔵庫を買う前に、その通り道の全ての幅は測っておいた方がいいです。
1番狭いポイント、または回転させる場所でお目当ての冷蔵庫が入るかを見ておく必要があります。
もし通る、通らないが自分で判断できない場合は、手書きで良いので搬入経路の間取り図を書いてお店の店員さんに見せてあげましょう。
欲しい機能ももちろん大事なのですが、まずは自宅に入るサイズから選ぶようにするとストレスを大幅に減らせます。
どうしても欲しい冷蔵庫が玄関からだと難しい場合は、掃き出し窓から入れる等、搬入経路を工夫してみても良いかもしれません。
冷蔵庫は幅選びが一番大事
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冷蔵庫のサイズや種類にもよりますが、ほとんどの機種は幅が一番小さい設計となっています。
一番狭い搬入経路を幅が通れば入ると考えて良いと思います。(多少余裕は必要ですが)
ご自宅の構造によって変わってきますが「幅」>「奥行」>>>「高さ」
の順に重要になる事が多いです。
では実際に各サイズの特徴を見ていきましょう!
【小型~中型】400L未満
まずは400L未満のサイズです。
200Lくらいまでは一人暮らしで選ばれる方もおられるので、大体300~400Lくらいで考えてみます。
先に結論を言っちゃいましょう。
「幅が600mmだと大きいと感じる方はは300Lを選びましょう」
先程言ったようにこのクラスは一番小さい面は横幅になると思います。
搬入経路が600mmギリギリだったと仮定すると
330~430Lの商品は横幅がちょうど600mmなので壁に傷をつける可能性も高くなるし
量販店の配送搬入員の方に断られてしまうことがあります。
300~330Lくらいで探せば横幅が540mmになるので問題なく選べるようになります。
逆に言うと600mmが入るなら330~399Lは見ず、
400Lサイズを買うことをオススメします。
理由は2つあります。
- 本体価格が大きく変わらない
- 400Lクラスの方が電気代が安い
順番に見ていきましょう!
価格コムで見ると300L~400Lの価格が約8万~13万円くらいです。
それに対して400L~500Lは約11万~17万円となっているので、およそ3万円プラスになります。
そして某メーカーの年間電気使用量を見てみると300~400が335kwhに対して400~500は250kwhとなっています。
1kWh(イチキロワットアワー)あたり約27円をかけることでおおよその年間電気代を計算できるのでやってみましょう!
325kwh x 27円 = 8,775円
250kwh x 27円 = 6,750円
と年間2,025円の違いになりました。
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たった2,000円程度?
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そう思うのも無理はないけど、よく考えてみて欲しいな。
冷蔵庫は家電の中でも長寿命な商品に名を連ねています。
各社の延長保証の期間を見ても10年保証なんてざらにあります。
仮に10年その冷蔵庫を使ったとしたら2,025円x10年で20,250円の差となります。
本体代が約30,000円高いことを考えると差額は9,750円まで縮まるのです。
さらに運良く15年使うことができれば合計金額は逆転するという計算になります。
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10年で買い替える予定だし、その10,000円が大事なんだよね。
私は300Lで良いや。
という方はもちろんサイズを落として構いません。
あくまで機能も多く、コスパが良いのは400L以上の商品だという事です。
300Lと頭ごなしに決めつけてしまうのではなく、少し大きな物も見てみるといいのではないでしょうか。
【中型】400〜500L
一番需要のあるクラスです。
価格帯も10万円台と高過ぎず、機能面もたくさん付いている物が増えてきます。
横幅は600~650mm、大きいサイズが出てきましたが
ここがいわゆる「ベストサイズ」です。
多くの家庭に合うようにできているのも需要がある理由の一つです。
このサイズより上になるとメーカーも本気でいろんな機能を付けてきます。
特徴はメーカーごとに違うので後述したいと思います。
先程と同じように横幅で選べば良いのですが
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400Lが間違いないならこの中で一番安いやつを買っちゃおう!
と考えてしまうと300Lの延長線のような何の機能も付いていない冷蔵庫も混在しているので
あまり安いわけではないのに、便利機能も付いてない商品を買ってしまう可能性があるので気を付けましょう。
- 価格が高過ぎない
- ファミリーで特に問題なく使える
- 電気代が安い
まとめると400Lクラスのメリットはこんな感じになります!
【大型】500L〜600L
続いて500L~600Lクラスのご説明をします。
最近はこのクラスの人気が高くなっています。
400Lクラスを一度使った30~40代の家族が
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問題はなかったけど、少し足りなかったよね
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子供が大きくなってきたからこのサイズで足りるか不安
といった方が500Lクラスを多く選んでいると感じます。
コストコによく行く!って方もこのサイズを買う方が多いと思います。
実際に僕も520Lの冷蔵庫を使っていますが「基本困ることはありません」
クリスマス~年末年始等のイベント時は流石に入りきらなくなる事がありますが
他のシーズンで困ることはありません。
幅は最小で650mmになります。
昔は最低でも685mmだったのですが、業界の進化とともに小さくなっていきました。
「昔買いたかったけど入らなかった!」
という方はぜひ再チャレンジしてみた方が良いと思います!
使い勝手もよく困ることが少ない電太郎オススメのサイズでした!
【特大型】600L以上
業界最高クラスのサイズのご紹介です!
メーカーによっては700Lオーバーの商品まであります!
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僕が働いていた量販店では某有名野球選手にもこのサイズを買って頂きました!
高級クローゼットのようなおしゃれな物もあるこのクラスですが、
ここまでくると入らないご家庭が多いと思います!
実際に僕が量販店時代に販売したお客様で、入らなくて商品を交換しに来るお客様は結構見ました。
600L未満だと幅≦奥行だったのが、
600L以上になると奥行≦幅になる点も注意が必要です。
値段も割高なのでオススメ度は低いですが、
- 家が広い
- 予算は十分にある
- 容量で困りたくない
という方には選択肢に入る商品かもしれません。
冷蔵庫の使い勝手の差
さて、サイズ選びもおおよそできた所で、お次は使い勝手を考えていきましょう!
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パッと見でそんなに見た目の違いはないけど、
使い勝手なんてそんなに変わらないでしょ?
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いやいや、そんなことはないよ!
ここで一通り学んでおきましょう!
メイン扉のタイプ
ここでいうメイン扉とは冷蔵室の扉の事を指します。
1番上にある扉ですね!
大きく分けて3種類の扉が主流となっています。
片開き扉
幅600mm以下の冷蔵庫に良く見られるタイプで一枚扉のドアが右か左のどちらか片方に開くようになっています。
昔はこのタイプしかありませんでしたが、今でも現役です。
良い所は一枚扉なので物をたくさん入れられるという事です。
逆に悪い点は手前に大きくスペースを取っておかないといけない点です。
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幅のサイズがそのまま、手前に開く事を頭に入れておきましょう。
また後述しますが、片方向にしか開かないというのもご自宅によってはデメリットになると思います。
どっちもドア
どっちもドアはシャープが開発した独自の扉の事です。
見た目は片開ドアと似ていますが、違いは右からも左からも開けられるという事です。
メリットはこのどちら側からも開けられるという所で、引っ越しが多い方や、左右どちらからも開けることがあるという方に便利なタイプになります。
逆にデメリットは開けるときに少し硬く感じる所です。どちら側も開くという性質上開いていない方はガッチリ閉まっていないといけませんので、少し開け辛くなっているようです。
ほとんどのご自宅は右寄りか左寄りにされていることが多いので最初にどちらの開きかを選ぶことが多いですが基本的に各メーカー、メインは右開きで考えています。
左開き仕様も発売していますが量販店の在庫数が少ないので「欲しい機種の左開き」となると数日から1週間待たなければいけない事が多いです。
時間に余裕があるなら良いですが、壊れた時等は緊急性を要しますので欲しい機種の左開きがない時も、どっちもドアを選ばれる傾向にあります。
欲しい機種が決まっているなら壊れる前に購入を決めておきたいですね!
両開き扉
お次は両開き扉のご説明です。フレンチドアとか観音開きとも呼ばれます。
ファミリー向け冷蔵庫では現状一番メジャーな開き方になります。
メリットとしてはやはり左右を気にしなくて良い所が一番に思いつきますが、
更に前方への開き幅が半分になる、
扉の重さが軽くなるという点もあり人気の理由にも納得です。
逆にデメリットとしては物が入る量が純粋に減ります。
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赤線部分がどっちもドアなら本来入ったはずの部分になります。
微々たる差に見えますが実際には牛乳1本分くらい変わります。
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牛乳一本の差で泣く事、結構多いのよね。
結構役に立つかもしれないわ。
冷蔵庫メーカー、機能の選び方
つまらない説明も一通り済んだ所で花形へと進みましょう。
一番楽しいメーカー選びのコーナーです。
ここでは各メーカーの人気機能をご紹介していきたいと思います。
注意点は全ての機種に全ての機能は付いていないという事です。
グレードの高い商品になるにつれて多機能になっていくのでどこまで必要なのかしっかり考えましょう!
Panasonic
流石白物人気メーカーのパナソニック。
冷蔵庫の人気は言わずもがなトップクラスです。
今やおばちゃん達の口から当たり前のように「わからんかったらパーシャルに入れとけばいいのよ!」といった言葉もでてきます。
そんなパナソニックならではの機能を見ていきましょう!
微凍結パーシャル冷凍
冷蔵室の最下段にたたずむチルドルーム、このチルドルームが一味違うのがパナソニックの強みです。
普通のチルドルームは約0度前後で保存するのに対して-3度で保存できるのが魅力的です。
生鮮食品の持ちは良くなりますし、お肉を入れておくと薄っすらと凍るので少ーし切りやすくなります。
さらにお酒を飲む方はここにビールを入れておくと、キンキンに冷えたビールを楽しむ事ができます!(アルコールが入っているので凍りにくくなっていますが、あくまで自己責任で)
使用方法は切替ボタンを押してチルドかパーシャルを選べばいいだけなので楽チン!
今や他メーカーも似た機能のチルドルームを真似してきている人気機能の一つです!
上部コンプレッサー
パナソニックにしかない機能といえばやっぱりこれ!
冷蔵庫の心臓部分である圧縮機(コンプレッサー)を最上段の1番奥に持ってきています。
ちなみに他社の冷蔵庫は全部最下段の奥にあります。
これの何が良いかって?そりゃ日本全国の奥様方ならすぐわかります!
女性目線で見ると、最上段って結構手が届かないんです。
しかもその奥の方って。もはやブラックホール。
そこに置いたものは基本的に賞味期限が切れます。
背が高い方には気がつかない事だったりしますが、そんな所に目を付けるパナソニック。流石です。
ちなみに最下段に圧縮機がない事によって野菜室も他社より広くなっていて一石二鳥です!
以上、見た目のガラス扉の色合いも他メーカーより映えるものが多く、女性から多大な支持を得るパナソニックのご紹介でした。
日立
白物と言えばこちらも外せません。冷蔵庫最古参の一つ、日立。
【豆知識】
各社冷蔵庫の型式はパナソニックならNR(ナショナル冷蔵庫)、
三菱ならMR(三菱冷蔵庫)から始まる事が多いのですが、
日立はなんとR。
無印です。
流石最初期から冷蔵庫を作っているだけありますね!
俺こそが冷蔵庫だ!!
という現れじゃないでしょうか?
そんな日立の性能をしっかり見ていきましょう!
まるごとチルド
チルドと名前が付いていて間違える方が多いですが冷蔵室の機能になります。
冷蔵室の温度は通常の3度~6度と言われていますが、まるごとチルドは約2度にすることで
「チルドに近い」冷蔵室にしています。
湿度に関しても約80%と非常に高め!もはや野菜室かと。
ラップいらずで保存できるとまで謳われています。
おせんべいを冷蔵庫に入れてカラッカラにして食べたいという方は他の部屋を使いましょう!
特選氷温ルーム
チルドルームの方は-1度とパナソニックと比べるとやや控えめに作られていますが
一番特筆すべきは間接冷却を使用している点です。
普通の冷蔵庫は冷却するのに基本的には冷風を出して庫内を冷やしますが
この関節冷却はパネル面を使って冷やしているので風が出ず、乾燥しにくいというメリットがあります。
逆にデメリットをいうと冷やすのに時間がかかるので開けっ放し厳禁でお願いします!
ぴったりセレクト
日立最大の強みと言えばこれ!
なんと中段と下段を好きな部屋に割り振れるんです!
自分のお好きなように設定できるのでまさに十人十色!(組み合わせは9通り、惜しい!)
割り振れる内容ですが、各室
- 冷蔵
- 野菜
- 冷凍
に割り振ることができます。
全部冷蔵にして超巨大冷蔵庫にするのもアリ!2部屋を冷凍庫にしてコストコ仕様にするのもあり!
もちろん中段は冷凍が良い!とか野菜が良い!という希望もお好きな設定で使えちゃいます。
冷蔵室がまるごとチルドなので湿度面も優秀です。
電太郎的にはメインの冷蔵室を野菜兼冷蔵として使って良いと思っておりますので
中段下段は冷蔵、冷凍にするか冷凍2段が使いやすそうだと思います!
数年前まで採用していた人気機能「真空チルド」を撤廃しても、尚且つ乾燥から食品を守ろうとする姿勢が立派な日立のご紹介でした。
三菱電機
大手財閥系メーカー三菱電機様のお通りです!
お堅いイメージがありますが意外と柔軟な発想をされています!
確認してみましょう。
氷点下ストッカー
どのメーカーも力を入れているチルドルームですが三菱電機もやっぱり力を入れています。
温度はー3度から0度の温度帯です。
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パナソニックのパーシャルでいいじゃん!
と思われた方、少しだけお待ちください!
温度帯はパーシャルと似ていますが冷却方法が違うんですね!
パーシャルは通常の冷却方法ですが、氷点下ストッカーは「過冷却」という方法を使っています。
テレビ番組なんかで見たことがある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
ゆっくりと冷やしているので、凍らないように冷やしてくれる優れものです!
ビールももちろんキンキンになります!
過冷却で冷やしている分こちらの方がさらにビール向けですね。
僕が一番良いと思う点は、チルドルームとは別室になっているという事です。
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少し見えづらいですが写真のように青いケース部分が氷点下ストッカー、上の透明ケースがチルドとなっています。
私も実際に使っていて感じますが-3度の部屋は便利なんですが
凍らせたくないチーズ等、普通のチルドに入れたい物もあるんですよね。
そんな時に「チルド」と「-3度の部屋」が分かれているのはすごく良いなと感じています。
デメリットとしては分割されている分一つの部屋は小さいので事前に入れたい物が入るか確認しておきましょう。
切れちゃう瞬冷凍
パーシャルキラーのごとくモリモリ良い所を詰め込んだ氷点下ストッカーですが
これは流石にパーシャルに軍配が上がりますね!
と、思いきや何やら怪しい名前の部屋がもう一つありますね?その名も「切れちゃう瞬冷凍」
いや、「切れちゃう」って書いてますやん!
その名の通り、長期保存ができる冷凍をしながら取り出すとそのままサクッと切れちゃう素晴らしい部屋になります。
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部屋はそんなに大きくはありません。製氷室の横の小さな部屋です。
他のメーカーだと「急速冷凍」と呼ばれる部屋です。
温度は約-7度。冷凍室の約-18度と比べると中間くらいの温度帯になります。まさに微冷凍。
そしてここにもお得意の「過冷却」を使用しています。
通常凍らせると味が落ちてしまうジャガイモやタケノコも過冷却方式なら味が落ちにくく便利な部屋となっています。
冷蔵室が約3度、チルド約0度、冷凍室-18度が一般的な冷蔵庫の温度帯ですが
そこに-3度、-7度の部屋がプラスで付いてくる三菱冷蔵庫。
幅広い温度帯のおかげで性能面は抜群に良いです。
東芝
日本中のお野菜を守るために開発された野菜特化冷蔵庫。その名も「ベジータ」。
安心してください。ギャリック砲は撃てません。(数年前にドラゴンボールとコラボしていました)
今では各社が開発している「真ん中野菜室」を何年も前から謳い続け、野菜をいかに長持ちさせるかを考えた商品です。
うるおい冷蔵室
野菜に一番大事なものは湿度なんですが、東芝は野菜室に入りきらない野菜は冷蔵室に入れても大丈夫です!
湿度は日立を上回る約85%、AGセラミック光触媒が付いているので除菌脱臭もバッチリです。
温度帯は他メーカーと同じ約3度なので日立ほど冷やさなくて良いという方は東芝でもいいかもしれません。
摘みたて野菜室
東芝の唯一にして最大の武器です。
冷蔵室も高湿で野菜や果物の保存がしやすい事はお伝えしましたが、その上をいきます。
なんと湿度「約95%以上」!
散水でもしてるんですか?って聞かれそうですがそんな事はしていません。
日立のまるごとチルドもそうですが、これらの湿度を上げるためには専用の冷却機を使っています。
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![](https://kadelog.com/wp-content/uploads/2021/08/toshiba-uruoi.png)
冷凍室は凍らせることができるくらい冷たい温度に設定された冷却器を。
冷蔵室、野菜室には冷蔵温度用の冷却器が付いています。
専門用語になりますが、この「冷却器の温度」と「庫内の温度」の差を”TD”といいます。
実はこのTDを小さくすることにより湿度が下がりにくくなっているのです。
他のメーカーは一つの冷却器で冷凍をしたり冷蔵をしたりしているのでTDが高くなってしまうんですね。
こんな技術が使えるのも国内業界最古参の東芝、日立だからこその技術です。
以上、尖った商品ですが技術はすごい!東芝のご紹介でした。
シャープ
最後は「目の付け所」も「目指してる未来」も違うBe Original.なメーカーシャープです。
上記で革新的なドア「どっちもドア」は説明したので、この項ではその他の説明をしたいと思います。
先に言っておくと革新的、独創的なメーカーなので東芝以上に尖っています。
心して読んでください。
プラズマクラスター冷蔵室
やっぱり付けちゃいます。プラズマクラスター。
空気清浄機やエアコンだけじゃなく、なんと冷蔵庫にも。
冷蔵室の除菌消臭をしてくれるので脱臭炭とはもうおさらばです!
少しでも冷蔵庫を広く使いたい方にオススメです。
メガフリーザー
野菜室より冷凍庫!という方にはうってつけの機能「メガフリーザー」
最大約170L入るという優れもの。コストコファンが喜ぶ仕様となっています。
今となっては日立のぴったりセレクト(2段冷凍にすれば200L超え)が出てしまったので潰され気味ですが出した当初はすごかった!
このままでは黙っていないと思いますので来年あたり、何か手を打ってくるのではないでしょうか?
COCORO HOME
THE革新的機能の一つ「COCORO HOME」
無線LANと接続することでスマホや他の家電と接続できる機能です。
ドアの開閉状況や、スーパーの特売情報、献立まで考えてくれます!
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なんと洗濯機の終了まで!
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・・・ってこれはいらないでしょ!笑
ちょっとこれは時代が追い付いてない気がしますがシャープらしい機能ですね!
冷蔵庫としてすごいわけではないけど「革新的」な商品であると思います。
僕はこういった商品が好きなのでシャープ様にはどんどん新しい機能を考えてもらいたいです。
え?シャープだけ推しが弱い?
マイナスイメージだけ植え付けられた?
では他所ではあまり紹介されていない超機能をこっそりとお伝えしましょう。
おうちでロック製氷
他社の自動製氷の機能としては「標準」「速氷」の2つが一般的だと思います。
シャープにも2段階ありますが「キラット製氷」「標準」の2種類になります。
この「キラット製氷」こそが、勘のいい方にはもうお分かりだと思います。
ロック製氷です。
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ロック製氷の方が透明度が高く溶けにくい氷となっています。
しかも大きさも2段階「標準」とは別に約2.3倍の大モードも選べます。
大サイズのロック製氷が自動で作れる。
お酒が好きな方ならこの凄さがわかると思います。
さらにこれだけじゃありません。
シャープの自動製氷は「ミネラルウォーター」が使えます。
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いや、他メーカーも使えるでしょ!
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残念、A子さん。
お砂糖のように甘いです。
使えないメーカー、あるんです!
まず、ミネラルウォーターには塩素が入っていません。
一部メーカーは製氷機の中のホースが洗えないのでカビの原因になっちゃうんですね。
見た目に問題がなくてもカビだらけの氷を作っている可能性大です。
他にも三菱電機は内部ホースもすべて洗えるようになっているので使える冷蔵庫の一つです。
ただメーカーが謳っているように水道水以外を使う場合は「念入りな手入れ」は必要になります。
最低でも週に1回のお手入れはするようにしましょう。
さて、もちろんシャープも例外ではなくミネラルウォーターを使う場合はお手入れが必要です。
お手入れ方法を読んでみましょう。
「ボタンを押すだけで、製氷皿・給水パイプをラクラク水洗い。わざわざ取り外して洗う手間がいりません。」
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・・・優勝でいいでしょうか?
やっぱりシャープさん、目の付け所が違いますね!
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。少しでも皆さんの冷蔵庫選びのお力になれればいいなと思っています。
ブックマークして量販店で実際に触りながら読んでいただくと効果倍増です。
手っ取り早くオススメ家電が知りたいという方は下記記事がオススメです。
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1年を通してみるとお盆を過ぎた秋頃が大型冷蔵庫の買い時になります。
新商品がでると過年度モデルは安くなるので買い時を逃さず「安く」「良い物」を購入して普段の生活を楽にしていきましょう。
それでは