こんにちは!家電太郎(@ie-dentaro)です!
家電量販店を2社(計8年)渡り歩いてきた元家電量販店員の白物家電ブロガーです。
皆さん楽しく家電選びできていますか?
家電量販店の店員さんと同じ冷蔵庫買えば失敗しないよね?
って事で何を使ってるか教えてよ。
いきなり鋭い質問だね!
まぁ僕が使っている冷蔵庫で良いならいくらでも語らせてもらうよ。
数あるメーカーの中でどの冷蔵庫が良いのか。
永遠のテーマですが100%正解の答えは、なかなか見つからないものです。
ですが、以前販売員時代にこんな事を聞かれた事があります。
「実際に販売をしている家電量販店の店員が自分用に買った冷蔵庫を教えて欲しい」と。
これはなかなか鋭いなと感じました。
今回は一販売員だった電太郎が実際に買ったうえで満足して使用している冷蔵庫を紹介したいと思います。
※当記事では400L以上のファミリー向け冷蔵庫を対象に比較しています。
結論:電太郎が使っている機種の同等品はこちら↓↓
この記事はこんな方におすすめ
- 家電量販店の店員が実際に購入している冷蔵庫を知りたい。
- 冷蔵庫のおすすめメーカーをいくつか知りたい。
- 逆に購入を避けるべき冷蔵庫を知っておきたい。
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結論!元販売員が実際に買って良かった冷蔵庫
後悔したくないなら三菱電機
もちろん優秀なメーカーはたくさんあります。
たくさんある中であえて言いますが、三菱の冷蔵庫を買っておけばまず後悔はしません。
僕が実際に使っている点もそうですが、元同僚の半数以上は同じく三菱の冷蔵庫を利用していました。
先日結婚した友人にも「新婚なら三菱!」と半分適当におすすめした所「最近の冷蔵庫あんなにすごいんやな」と想像以上に喜んでいました。
そんな三菱冷蔵庫のすごさの秘密について今回は語りつくしたいと思います。
※電太郎は三菱電機の回し者ではありません。ただの一ファンです。
三菱って何が良いの?
一般的な冷蔵庫は「冷蔵室(チルド含む)」「野菜室」「冷凍室」と3つの部屋に分かれています。
そして、昨今の冷蔵庫の用途としては「製氷」や「速冷」といった冷凍機能にも比重が傾いており「製氷室」と「急冷室」がプラスで付いています。
これらの3つのメインの部屋と2つの小さい部屋の組み合わせで、各メーカーの冷蔵庫は5ドア(両開きなら6ドア)の構成で出来ています。
ここで三菱電機は創意工夫することにより、異なる温度帯の部屋をもう2部屋追加で増やすことに成功しています。
この追加された2部屋を「氷点下ストッカー」と「瞬冷凍」と言い、三菱最大の武器として猛威を振るっています。
イチオシ機能の詳細は?
氷点下ストッカー
三菱冷蔵庫の冷蔵室にはチルドルームが2つ存在します。
一般的なチルドルームは約0~1℃くらいの温度帯で冷蔵室より少し冷たい部屋になっています。チーズ等を低温で冷やすのに最適です。
三菱の氷点下ストッカーはチルドよりさらに冷たい-3~0℃の部屋になっており、凍るか凍らないかの瀬戸際をいったりきたりしています。
マイナスの温度帯であるにも関わらず凍らないように調整して冷やしてくれるので、お刺身などを保存するのに適した部屋になっています。
ちなみに一般的なビール缶も寝かせれば入るので、エクストラコールドのようなキンキンに冷えたビールもご家庭で楽しむことが出来ます。
別の器具を使って冷やす手間もいらないので楽に使える点も大きなメリットです。
切れちゃう瞬冷凍
一般的な冷蔵庫では「急冷室」があるはずの場所に三菱の場合は-7℃の温度帯の「瞬冷凍」のお部屋があります。
この部屋には主に2つのメリットがあります。
1つはお肉がサクッと切れるくらいの温度になるので、カチコチに冷凍させたくない食品を入れておくと超便利に使用することが出来ます。
2つ目は過冷却方式を利用しているので食材の中に氷の結晶が入りにくい点です。簡単に言うと繊維を壊さないので美味しさを維持したまま冷凍することが出来るスーパー技術です。
作り置きした弁当のおかずなどは瞬冷凍に入れることで自前の冷凍食品を作ることが出来ます。
でも急冷室の代わりにある部屋なんでしょ?
それじゃ急冷できないじゃない。
急冷に関しても目標の温度まで下がるまではしっかり冷気を出してくれるので問題ありません。
それどころか急冷に関しても三菱の方が優秀です。
一般的な急冷室は約60℃以内の食品しか入れることが出来ません。
これは急冷室と冷凍室が繋がっている為、温度が高すぎると冷凍室の温度まで上がってしまうからです。
ちなみに炊き立てのご飯は約80℃くらいと言われてるよ!
少し冷ましてから入れるようにしようね!
一方、三菱は部屋の周りを完全に密閉しているので他の冷凍室に影響がいきにくく、80℃の食品まで入れることが可能です。
炊き立てのご飯も冷めるまで待つ必要はありません。隠れた時短家電としても優秀さが垣間見えます。
ドアオートクローザー
三菱冷蔵庫なら冷蔵室の半ドアともおさらばです。
ドアのオートクローザーは、ドアの開閉角度を20度以内まで持っていけば自動で閉まってくれる機能です。
電太郎も半ドアにする事が多く、よく叱られていましたが三菱冷蔵庫購入以降はまったく叱られなくなりました。
お仕事で疲れた上に家で怒られるのは心身ともに参っちゃいますよね。一つでも怒られる原因は取り除きたいものです。
省エネ性能は高いの?
断熱構造の進化に伴い、昨今の冷蔵庫はどれも省エネ性能は高いです。
国内の大手メーカーなら各社同様の基準で作っているので大きな差はありません。
一例として、おすすめ機種である三菱のMR-WZ55Jという550Lクラスの冷蔵庫を一例に挙げると
年間消費電力量:266kWh
266 x 31円 =年間8,246円
という計算になります。毎月かかる電気代は700円程度なので生活費を圧迫するほどにはなりません。
あえて言うなら、三菱冷蔵庫にはドアのオートクローザー機能が付いているので他社と比べると半ドアの回数は大幅に減らせます。
冷蔵庫が1番電力を使うのは庫内を冷やす時です。冷蔵庫を買い替えた月に急に電気代が上がるのはその為です。
世の中のお父さん達(僕含め)は、なぜか冷蔵庫を開けっぱなしにしてしまう習慣があります。が、これではいくら他を節約しても電気代はどんどんかかってしまいます。
冷蔵庫の使用方法で唯一にして最大の注意点は扉を細かく閉める事。これに尽きます。
三菱なら何を買ってもいいの?種類と容量は?
三菱冷蔵庫ならどれを購入しても良いかと聞かれると答えはNOです。
結論から言うとMZシリーズかWZシリーズのどちらかを購入すると良いでしょう。
シリーズの見分け方は型式を見るようにしましょう。
三菱冷蔵庫を略してMR。型式は全てMR-から始まるようになっています。
この後にMZと続いている物が真ん中野菜室のMZシリーズ。
WZと続いている物が真ん中冷凍庫のWZシリーズとなっています。
どちらかを選べば問題ありませんが、迷ったらWZシリーズの方がわずかに内容量が広い仕様になっています。
片開き扉が欲しい方はMBかBシリーズを選ぶことになります。ドアのオートクローザー機能はなくなってしまいますがその他機能は健在です。
色はホワイトを基準に各色展開されており、サイズは451~700Lまで幅広く用意されています。
買った後に気が付いた冷蔵庫の良かった点
機能が良い点は購入前から分かっていましたが実際に使ってより便利だと感じた点も紹介したいと思います。
ここからは店員目線ではなくユーザー目線としての意見になります。
炊き立てのご飯をそのまま入れられる
熱々のご飯が入れられるのは非常に大きいメリットでした。
炊飯器メーカーにより多少異なりますが、炊き立ての炊飯器の釜内は約100℃と非常に高温になり、保温時でも70℃以上をキープしている事が多いです。
三菱冷蔵庫の急冷室は約80℃まで耐えられるようになっており、熱々のご飯を入れても問題なく急冷する事ができます。
これは急冷室を個別設計にしているので他の部屋に熱ダメージがいかない為です。
冷ます手間もかからず、時短で冷蔵庫に放り込めるのは三菱だけの特権です。
困ったらなんでも氷点下ストッカー
チルド下にある氷点下ストッカーは迷ったらなんでも入れてしまいましょう。
-3℃の低温なので肉や魚はもちろん長持ちするようになりますし、ビールもキンキンに冷やす事ができます。
ビールくらいのアルコール度数(約5%)だと低温すぎると凍ってしまいますが、氷点下ストッカーはちょうどよく凍らない程度に冷やしてくれる優れものです。
実際は-3℃~0℃を行き来して凍らさないように冷やしているのでお刺身のような凍らせたくないものにもピッタリなお部屋になります。
移動できるたまごケース
購入時は全く意識していなかったたまごケース。いざ使ってみるとなかなか便利でした。
片手で持ちやすく好きな所にたまごの場所を移動できるので、普段は取りやすい位置に置いておき大きな食材を買った時は最上段に逃してあげる事ができます。
形も綺麗な長方形なのでデッドスペースを作りにくく、缶やペットボトルを寝かせて置いている時に転がらないように仕切りとして使うことも出来ます。
あえて凍らす!お肉の保管場所は瞬冷凍
買ってきたお肉は真っ先に瞬冷凍に入れてしまうといった癖をつけると毎日の調理に革命が起こります。
すぐに調理するのに凍らせるのはもったいないと思われるかもしれませんが、お肉がサクッと切りやすくなりお料理の幅が広がる事間違いなしです。
ブロック肉を買ってきて薄切りにしたい場合も、瞬冷凍に入れておけば好きな幅でお肉をカットすることが出来ます。
電太郎は包丁さばきが苦手でお肉を薄く切るのは苦手なのですが、瞬冷凍したお肉なら職人レベルで切ることが出来ます。
もはや三菱冷蔵庫は調理器具の一つです。下手な調理家電を買うくらいなら冷蔵庫購入時に三菱を選ぶ方がよっぽど建設的です。
他社にも良い機能はある?冷蔵庫メーカーおすすめ5選
三菱が良いのは分かったけど他社の冷蔵庫の見た目が好きなのよね。
他にもオススメな機種ってないのかな?
キッチンに一番目立つ場所にドンと構える冷蔵庫は見た目も重視して選びたいものです。
僕がいくら三菱を推しても見た目が気に入らない方や機能がいらないと思っている方には響かないでしょう。
そんな方の為に他社でもオススメのメーカーを3社程リストアップしておきます。
デザイン面で選んでもよし、機能面で他の機能に突出しているメーカーを選んでも良し。
冷蔵庫 大手5大メーカー
メーカー | 三菱電機 | パナソニック | 東芝 | シャープ | 日立 |
冷蔵室 | ドアオートクローザー | 最上段が使いやすい | 高湿度低温冷蔵室 (85%・2℃) | ドアオートクローザー | 高湿度低温冷蔵室 (85%・2℃) |
チルド | 一般的なチルド (下記部屋と別部屋) | 一般的なチルド (下記部屋と切替可) | 一般的なチルド (下記部屋と切替可) | 一般的なチルド | 下記部屋 |
超低温冷蔵 | -3~0℃の部屋 | -3℃の部屋 | -4~0℃の部屋 | -2~0℃の部屋 | -1℃の部屋 |
製氷室 | 全て洗える 埋め込み式タンク | 一般的な製氷室 | 全て洗える | 自動洗浄機能 大小切替可能 | 一般的な製氷室 |
急冷室 | 80℃までOK -7℃の部屋 | 約70℃まで | 約70℃まで | 約60℃まで | 約50℃まで |
冷凍庫 | 完全独立設計 | 一般的な冷凍庫 | 一般的な冷凍庫 | 一般的な冷凍庫 | 野菜室と切替可能 |
野菜室 | ビタミンC増加 | 保湿フィルター搭載 広い野菜室 | 湿度95%以上 広い野菜室 | 3面輻射冷却で 保湿力UP | 冷凍室と切替可能 |
上記5大メーカーの冷蔵庫は長年冷蔵庫作りを続けているだけあって、省エネ性、機能性、デザイン性のどれを見ても高水準でまとまっています。
三菱電機については上記で徹底的に説明しましたので、ここではその他4社のおすすめポイントをご紹介したいと思います。
パナソニック
人気メーカーであるパナソニックは主婦層を意識して作っているだけあってデザイン性も良く、機能面も高水準にまとまっています。
家電量販店の店員でも困ったらパナソニックを勧めれば間違いないという安心感をもって接客する方が多いと思います。そのくらい柔軟性のとれたオールラウンドな一品です。
パーシャル冷凍という機能が付いており、三菱同様に-3℃の部屋として使うことができます。こちらも瞬冷凍程ではありませんがうっすらと凍らすことが出来るのが特徴です。
チルドルームとの切替利用なので、あらかじめどちらを利用するのか設定しておきましょう。
また冷蔵庫部品で一番場所を取るコンプレッサーという部品が冷蔵室上部の一番奥に設置されているので、最上段は奥まで物が入らないようになっています。
最上段は使いにくいという女性の声は非常に多く、数年前の調味料が出てきたという話もよく耳にしました。
一方、本来コンプレッサーが置かれているのは最下段の奥の方です。パナソニックはここにコンプレッサーがないので野菜室も広々と使うことができる点もメリットです。
欠点といった欠点も少なく全てが平均以上でまとまった優等生といったイメージのパナソニック。
おすすめ機種はNR-F539HPX。木目調デザインなのでおしゃれな上に機能も申し分なし。さらには500Lオーバークラスでありながら650mm幅なのでご自宅のスペースにも入りやすく安心な優秀と名高い名機です。
東芝
東芝冷蔵庫はベジータという名前の通り野菜室が優秀です。
とにかく野菜を長持ちさせたい。冷蔵庫に入れるものの大半が野菜。ヴィーガンだからお肉とか食べない。そんな方におすすめな冷蔵庫です。
極端な話、三菱冷蔵庫の真逆を行く冷蔵庫なので「三菱にこれっぽっちも魅力を感じなかった」という方は東芝向きである事が多いです。
そもそも冷蔵庫という物は熱交換器(冷却器)が入っており、ここからファンで冷気を送って庫内を冷やしています。
東芝は冷凍室用と冷蔵室用で冷却器を2個に分けて利用するツイン冷却システムといった技術を採用しています。
冷凍庫には冷凍庫用のマイナス温度にした冷却器、冷蔵庫には冷蔵用の温度に適した冷却器を使っているので送る風の量も少なく済み、乾燥しにくく野菜も新鮮なまま長持ちするという訳です。
日本初の冷蔵庫を作った東芝だけあって技術力は流石の一言です。
おすすめ機種はGR-V510FZ。同じく650mm幅で500Lオーバーの優秀なサイズの機種です。
冷凍重視なら三菱。バランス重視ならパナソニック。野菜重視なら東芝。といった3択から選べば大きな失敗はせずに購入することが出来るでしょう。
シャープ
数々の特徴的な家電を世に送り出しているシャープ。冷蔵庫でも例外ではありません。
特徴的な機能でいうと一番推したいのがメガフリーザー。これは単純に超大型の冷凍室を搭載しています。
冷凍室容量の目安として、先ほどご紹介した三菱の550L冷蔵庫を例に挙げると128Lです。
一方シャープ冷蔵庫は502L冷蔵庫であるにも関わらず、冷凍室は149Lと巨大な部屋を用意しています。
三菱とは違う視点で同じく冷凍重視の冷蔵庫を作り上げたのがシャープなわけです。
ちなみにドアのオートクローザーが付いているのは三菱以外ではシャープのみ。製氷室の自動洗浄が付いているのはシャープだけのオリジナル機能です。
ミネラルウォーターで氷を作りたい方は製氷室のお手入れが必須になりますが自動洗浄ボタンを押すだけでこなしてくれるシャープなら安心して氷を作ることが出来ます。
おすすめ機種はSJ-X508K。真ん中野菜でありながら超大型冷凍室を兼ね備えたビッグモデル。コストコ民にはもってこいの冷蔵庫です。
日立
国内メーカー5つ目は日立。この5社までが電太郎おすすめのメーカーとなります。
日立は全体と比べると東芝の考え方に近く湿度維持が非常に上手です。野菜派の人は東芝、パナソニック、日立で悩まれる方が多いでしょう。
日立のおすすめ機種はR-KWC50S。真ん中野菜室と謳っていますが正しく言うと、切り替えが可能なモデルです。冷凍室としても野菜室としても好きなように使い分けができます。
下段2つの冷凍室と野菜室はどっちが上か問題は、僕が家電量販店に入社した頃から議論にあがり続けており未だに決着がついていません。
真ん中の部屋をどっちにすべきか決め切れずに冷蔵庫を迷っている方は日立の切替可能タイプを選べば後から好きに設定する事ができます。
ちなみにどちらも冷凍室、どちらも野菜室にすることも出来るので東芝以上の野菜室容量、シャープ以上の冷凍室容量にする事も可能です。
万能なように見えて実は1番尖っている日立。非常に面白い一品です。
三菱以外の買って良い冷蔵庫ってどれ?選び方のポイント
5大メーカー別おすすめポイント
機種 | 三菱電機 MR-WZ55J | パナソニック NR-F539HPX | 東芝 GR-V510FZ | シャープ SJ-X508K | 日立 R-KWC50S |
デザイン | (グレー色) | (ゴールド色) | (グレー色) | (シルバー色) | (シルバー色) |
カラー | ホワイト ブラウン グレー | ホワイト ブラウン ゴールド | グレー アイボリー | シルバー | グレー シルバー |
容量 | 547L | 525L | 508L | 502L | 498L |
本体幅 | 65cm | 65cm | 65cm | 68.5cm | 65cm |
価格帯 (2023年12月現在) | 約280,000円 | 約280,000円 | 約210,000円 | 約180,000円 | 約230,000円 |
ウェブコム | ヤマダ詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
エディオン | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
楽天市場 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Amazon | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
実際に冷蔵庫を選ぶ際は機能面だけでなく、その時の在庫状況や価格で判断する事も多くなるでしょう。
ここからは便利機能以外の購入の決め手になるポイントをご紹介します。
先立つものが大事!予算と価格帯を選ぶ
機能はもちろん大事ですが、それ以上に大事なのが価格でしょう。
予算が20万円なのに無理をして30万円の冷蔵庫を買ってしまってはその後の生活が苦しくなってしまいますよね。
お店に行くと上手いこと乗せられてしまって思っていた商品より高い物を買ってしまった経験は皆さんお持ちでしょう。
上記表では記事作成時のおおよその相場を記載しています。店舗によって大きく値段は動きますので購入前は相場をしっかり確認しておきたいものです。
楽天やAmazonでは比較的安価に販売されていますし、ヤマダデンキではネットで購入しても延長保証付与+価格交渉が出来るようになっています。
気をつけたい点としては、パナソニック冷蔵庫は価格固定商品がほとんどなのでメーカーが指定している価格以外では売られていません。
つまりどこで買っても同じ価格なので、パナソニックが欲しいと考えている方は無料10年保証が付与されるエディオン等で買うのがおすすめです。
結局サイズが全て!冷蔵庫は幅で選ぶべし
冷蔵庫を選ぶ上ではサイズも重要になってきます。
ファミリー向けとなるとサイズも大きく、ご家庭によっては入らないサイズもあるので注意したい所です。
サイズって言っても幅、高さ、奥行と全部調べないといけないから面倒ね!
実は面倒な採寸はそこまで必要ないんだ!おうちが特殊な形状をしてない限りは「幅」を見ておけば良いよ!
特殊な形状の家とは
- キッチンが2階にあって階段上げしないといけない。
- 冷蔵庫を置くスペースの上部に出っぱりがあり、高さ制限がある。
- キッチンの通路が狭くて奥行のある冷蔵庫だと圧迫して邪魔になる。
上記のような部屋の場合は高さや奥行も大事になってくるので注意してみるようにしましょう。
それ以外の方は「冷蔵庫を置く場所の幅」「玄関からの進入ルートの中で1番狭い通路幅」の2点をクリアした幅の冷蔵庫を選べば比較的簡単にサイズ問題は解決できます。
特に賃貸住宅や建売の家だと幅が限られる事が多いです。幅は特に注意して見るようにしましょう。
今のご自宅は良くても引越し先でどうなるか不安という方も多いと思います。65cm以下の冷蔵庫なら入る物件が多く、60cm以下の冷蔵庫なら入らない家はほぼありません。
65cm幅の冷蔵庫はフレンチドア(両開き扉)の冷蔵庫の中で1番幅が小さいタイプなので幅と奥行のバランスが良く、困ったらこのタイプを購入すると良いでしょう。
最後はやっぱりデザイン性で選ぶ
機能もサイズも大事ですがやっぱり最後の決め手はデザイン性で決まる事が多いです。
冷蔵庫を一番使用するのが奥さんなので決定権は奥さんが持っていることが多いでしょう。キッチンの一番目立つ場所に置いてある物なのでオシャレにしたいという気持ちも十二分に膨れ上がっいるのではないでしょうか。
デザイン性で言うと一番人気はフラットガラスパネルに木目調を組み合わせているパナソニック。
カラーバリエーションも豊富で人気色であるホワイトを選べる点も決め手になりがちです。
以外にも人気機種でホワイトを選べるのは三菱とパナソニックだけです。東芝も一つグレードを上げるとホワイトが選べるようになるので人気色から選びたい方は実質3社から選ぶことになるでしょう。
買ってはいけない冷蔵庫はあるの?他のメーカーは?
国内大手メーカーなら間違いなし
上記で説明してきたように国内5大メーカーである三菱、パナソニック、東芝、シャープ、日立の冷蔵庫なら特別性能の悪い商品はありません。
5大メーカー安心ポイント
- 省エネ機能に優れており、国内最高峰レベル
- 各社、機能が豊富なので自分に合った冷蔵庫をチョイスする事ができる
- デザイン性に優れており、どのご家庭にもマッチする
よっぽどの事がない限りはこのメーカーから選べば大きな失敗は防ぐ事ができます。
安価な機種も5大メーカーなら、人気機能がついていないだけで冷蔵庫としては問題なく使用する事ができます。
国外ブランドや国内新鋭メーカーは様子を見たい
一方、国外ブランドや国内新鋭メーカーは特別欲しいと思わない限り敬遠したい所です。
まず、冷蔵庫作りを長年研究し尽くしている上記の5大メーカーと比べると電気消費量が多いので電気代が高くなります。
唯一のメリットとして本体代が安価な点が挙げられます。とりあえず問題なく使えて、電気代や機能面は気にしない方向けの商品となっています。
また、国外ブランドに関しては保証や出張修理等のサービスが充実していない可能性があります。中華メーカー等は気をつけるようにしましょう。
新鋭メーカーはまだ発売して何年も経っていないので不具合の起きやすさが不明確な点も不安点です。数年様子見をした方が良いでしょう。
機能に関しては少しずつ良くなっていく事を期待したいですが、現状では大手メーカーを捲れるような良機能が付いた安価冷蔵庫はありません。
買って良かった冷蔵庫 まとめ
機種 | 三菱電機 MR-WZ55J | パナソニック NR-F539HPX | 東芝 GR-V510FZ | シャープ SJ-X508K | 日立 R-KWC50S |
デザイン | (グレー色) | (ゴールド色) | (グレー色) | (シルバー色) | (シルバー色) |
カラー | ホワイト ブラウン グレー | ホワイト ブラウン ゴールド | グレー アイボリー | シルバー | グレー シルバー |
容量 | 547L | 525L | 508L | 502L | 498L |
本体幅 | 65cm | 65cm | 65cm | 68.5cm | 65cm |
価格帯 (2023年12月現在) | 約280,000円 | 約280,000円 | 約210,000円 | 約180,000円 | 約230,000円 |
ウェブコム | ヤマダ詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
エディオン | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
楽天市場 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Amazon | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
以上、電太郎が買って良かった冷蔵庫についての解説記事でした。
一言でまとめると、冷凍重視なら三菱。バランス重視ならパナソニック。野菜重視なら東芝。といった3択から選べば大きな失敗はせずに購入することが出来るでしょう。
上記の3強メーカーから選べば大きな間違いはないですが、シャープや日立の冷蔵庫も面白く十人十色な選び方が出来るようになっています。
良く使う部屋、良く使う機能を基準に自分に合った冷蔵庫を探すのが、超ド良い冷蔵庫への近道となります。
欲しい冷蔵庫が決まったらどこで買うかを決めていきましょう。
皆さんがより良い家電と出会えますように。
それでは。