こんにちは!家電太郎(@ie-dentaro)です!
家電量販店を2社(計8年)渡り歩いてきた元家電量販店員の白物家電ブロガーです。
皆さん楽しく家電選びできていますか?
タイガーの炊飯器を探してるんだけど、数が多すぎて迷っちゃう!
私に丁度良い炊飯器が知りたいな。
タイガーの炊飯器なら任せてよ!
今日は細かい選び方までしっかり伝授するね!
炊飯器選びをする上で必ず名前が上がってくるタイガー、象印と言った魔法瓶メーカー。
その他家電メーカーもたくさんの炊飯器を発売していますが一体どのメーカーがあなたに合っているのでしょうか?
今回の記事では数あるメーカーの中でもタイガーに焦点を当てて解説したいと思います。
この記事はこんな方にオススメ↓↓
- タイガーと象印の違いが知りたい。
- 自宅でも贅沢に甘くてもちもちした美味しいご飯が食べたい。
- コスパの良い炊飯器を損せずに買いたい。
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タイガー炊飯器の特徴
炊飯器を作り始めて50年、確かな技術を持ったメーカー
冒頭でもお話ししましたが、炊飯器と言えばタイガーか象印。と言われる方は少なくありません。
海の向こうの中国や台湾からもタイガーや象印を求めて我らが日本にやってくるよ!
それもそのはず。タイガーは炊飯器を作り始めて50年。創立から数えると100年も保温に携わってきた企業だからです。
すこし脱線しそうなので歴史を知りたい方は下記記事を参照ください。この記事ではタイガー炊飯器の選び方を解説したいと思います。
甘くてもちもちしたご飯が炊ける
タイガー炊飯器の特徴を一言で表すと「甘くてもちもちしたご飯が炊ける!」これに尽きます。
ですが全てのタイガー製品がこういった味になるかと聞かれると答えはNOです。
甘さを出す秘訣はでんぷんを加熱する為の火力が必要になってきます。
タイガーは土鍋釜や土鍋コーティング釜で火力アップさせるので、上位モデルになるにつれお米も甘くなっていきます。
もちもち感を出すには圧力ボールの力が必要です。いわゆる圧力IH炊飯器という商品になります。
気圧を上げるので釜内部の温度を上げる効果があり、先ほど記載した甘さ上昇にも貢献しています。
ROLANDなら俺か、俺以外か。と言う所でしょうが、炊飯器なら圧力か圧力以外か。これが商品選びの上で大事な基準となってきます。
自分にとって丁度良い製品を選ぶようにしましょう。
短時間だけど味が落ちにくい保温機能
2022年モデルの一部機種からタイガー炊飯器は保温機能も進化しています。
炊飯終了から13時間までは以前のモデルよりも味が落ちにくくなっているのが特徴です。
炊き立ての格別な美味しさはタイガーのメリットですが、従来モデルのデメリットをあげると「保温した後のご飯が美味しくない」という声が多かったのは事実です。
他メーカーのものと比べると24時間、40時間といった長時間保温には向いていませんが、13時間以内ならわずか約1%しか劣化しない鬼仕様に進化しています。
13時間経過で味がほぼ落ちないのはかなりの良機能ですが、2021年モデル以前には付いていないので型落ち機種を購入する際は気をつけましょう。
他メーカーとの比較
最上位クラス比較
最上位機種 | タイガー | 象印 | パナソニック | 東芝 | 日立 | 三菱 |
食感 | もっちり | ぷりっと | もっちり | ぷりっと | ぷりっと | しゃっきり |
米の甘さ | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (4.5 / 5.0) |
保温時の味 | (3.5 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) |
冷凍時の味 | (3.5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (3 / 5.0) | (5 / 5.0) |
価格相場 | 約80,000円 | 約80,000円 | 約90,000円 | 約150,000円 | 約60,000円 | 約75,000円 |
楽天 | 価格情報を 見る | 価格情報を 見る | 価格情報を 見る | 価格情報を 見る | 価格情報を 見る | 価格情報を 見る |
Amazon | 価格情報を 見る | 価格情報を 見る | 価格情報を 見る | 価格情報を 見る | 価格情報を 見る | 見る |
ミドルクラス比較
ミドルクラス機種 | タイガー | 象印 | パナソニック | 東芝 | 日立 | 三菱 |
加熱方式 | 可変圧力IH | 圧力IH | 可変圧力IH | 真空圧力IH | 圧力スチームIH | IH |
内釜 | 遠赤9層土鍋 かまどコート釜 | 鉄豪炎かまど釜 | ダイヤモンド かまど釜 | 銅かまど丸釜 | 大火力沸騰鉄釜 | 備長炭コート 熾火炭炊釜 |
食感 | もっちり | ぷりっと | もっちり | ぷりっと | ぷりっと | しゃっきり |
保温時の味 | (3.5 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) |
冷凍時の味 | (3.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) |
価格相場 (5/10現在) | 約45,000円 | 約45,000円 | 約35,000円 | 約50,000円 | 約40,000円 | 約50,000円 |
楽天市場 | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る |
Amazon | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る |
炊飯器メーカーを挙げると主要メーカーとして上記の6大メーカーの名前が上がってきます。
他メーカーでも炊飯器は発売されていますが一部の方向けの特殊な商品や、価格が安いだけの商品が多数を占めているので今回は省略します。
魔法瓶メーカーと家電メーカーの違い ライバルは象印?
上記6大メーカーの中でも更に2つに分けて比較することがあります。
家電メーカー
- パナソニック
- 東芝
- 日立
- 三菱電機
魔法瓶メーカー
- タイガー
- 象印
このメーカーの違いですが、一昔前なら釜に力を入れているのが魔法瓶メーカー、機械や機能に力を入れているのが家電メーカーというイメージがありました。
ですが、象印が南部鉄器をやめて金属釜を採用したり、三菱電機が99.9%炭で出来た釜を使っているのであまりアテになりません。
現在の特徴としては魔法瓶メーカーが追求しているのは炊き立ての味。家電メーカーは保温や冷凍しても味が落ちない炊き方を追求している傾向にあります。
余談ですが、個人的な感覚としては釜に力を入れているメーカーの方が味が良い物が多いです。
タイガーと象印のどちらが良いかについては下記記事にて詳細を説明しています。
炊き立ての美味しさ
上記のように魔法瓶メーカーは炊き立ての味を重点的に追求しており、タイガーも例外ではありません。
そして美味しいご飯を炊く為に必要な項目として以下の点が挙げられます。
- 火加減の調整
- 蒸らし
- 火力
炊き方 | 自分で炊く | ガス炊飯器 | 高級炊飯器 | 電気炊飯器 |
火力 | 高い | 高い | 高い | 普通 |
火加減の調整 | 手動 | 自動 | 自動 +微調整 | 自動 |
蒸らし | 時間を計って待つ | 自動 | 自動 | 自動 |
本体価格 | 数千円〜 | 50,000〜100,000 | 50,000〜100,000 | 10,000〜50,000 |
光熱費 | 環境による | 高い | 安い | 安い |
ご飯を炊く上で火加減の調整は最重要項目です。皆さんは以下の言葉を聞いたことはあるでしょうか?
「はじめチョロチョロ、なかパッパ、ジュージュー吹いたら火を引いて、一握りのワラ燃やし、赤子泣いてもフタ取るな」
ぶっちゃけ、何を言ってるかさっぱりわからないよね!
これは昔のかまど炊きでの炊飯の工程を覚えやすいように、始めは弱火で〜と説明している文章になります。これらの工程を全て自動でやってくれているのが炊飯器という訳です。
その中で更にかまどご飯の炊き方に近づけるべく細かい制御を行えるようになったのが高級炊飯器と呼ばれる約50,000円以上の価格帯の商品群になります。
釜の材質も良い物を使っているので火力が上がり、ガス炊飯器で炊いたご飯と遜色のない甘さが出せるようになったとも言われています。
タイガーの高級炊飯器は本物の土鍋を使用したご泡火炊きというモデルです。
高火力による甘さ、もちもち感はもちろんの事。次項で説明するように土鍋の遠赤効果で冷めても美味しい仕様になっています。
冷凍→解凍した時の美味しさ
本物の土鍋を使用する事により遠赤効果でお米の芯まで火が通りやすくなっています。
実はこの芯まで火が通るのはご飯の冷凍時に違いが出てきます。
全メーカーで芯まで火を通すのが1番得意なのは三菱電機でしょう。99.9%炭でできた本炭釜を使用する事で圧力を使わずともしっかりと火を通すことが出来るようになっています。
その他、東芝も真空状態にする事でお米の芯にしっかり吸水させる事で冷凍時も味が落ちにくいご飯を炊けるようになっています。
冷凍した時に1番美味しいメーカーですかと言われるとYESとは答えづらいですが、タイガーもしっかり対策をしているメーカーなので味は比較的落ちにくいです。
保温時の美味しさ
保温を長時間しているとお米は硬くなり、色も黄ばんできて美味しいご飯とは呼べなくなってきます。
保温性能を見ていく中で長時間保温という点では象印、東芝、日立の3社が約40時間の保温性能を誇っています。
スチームの力で保温時に味を落とさない工夫をしているのがパナソニック(最上位モデルのみ)と日立(ミドルクラスも対応)。
真空状態にして酸化を減らしているのが東芝。
そして巧みな温度コントロールで味の落ちにくい温度帯を維持しているのがタイガーと象印です。
象印と比べると長時間保温には向いておらず、「炊いたご飯をそのまま保温して次の日も食べたい」という人は象印を買う事をオススメします。
タイガーの優れた点は上記でも記載した通り、短時間の味の落ちにくさです。
約13時間までなら美味しい状態のご飯をしっかりと保ってくれます。
これはタイガー炊飯器を使っている僕も実際に体感した事があるのでオススメします。
休日のお昼に炊いたご飯を面倒だったのでそのままほったらかして夜も食べましたが、色も白く、硬さも申し分なく、美味しく食べる事が出来ました。
タイガー炊飯器の選び方
機種 | JPL-S100 | JPH-S100 | JPJ-G060 | JPI-S100 | JPI-T100 | JPA-X100 | JPV-A100 | JPV-B100 | JPD-G060 |
容量 | 5.5合 | 5.5合 | 3.5合 | 5.5合 1升 | 5.5合 1升 | 5.5合 | 5.5合 1升 | 5.5合 1升 | 3.5合 |
カラー | 黒・白 | 黒 | 黒 | 黒・白 | 黒 | 黒 | 黒・白 | 黒 | 黒・白 |
加熱方式 | 土鍋圧力IH + 多段階圧力機構 +連続ノンストップ加熱 | 土鍋圧力IH + 可変W圧力IH | 土鍋圧力IH + 可変W圧力IH | 可変W圧力 +釜包みIH | 可変W圧力 +釜包みIH | 可変W圧力 +釜包みIH | 圧力IH | 圧力IH | 可変W圧力 |
内釜 | 本土鍋 | 本土鍋 | 本土鍋 | 遠赤9層土鍋 かまどコート釜 | 遠赤5層土鍋 蓄熱コート釜 | 遠赤5層土鍋 蓄熱コート釜 | 遠赤5層土鍋 蓄熱コート釜 | 遠赤3層土鍋 コート釜 | 遠赤9層土鍋 かまどコート釜 |
内蓋 | あり (ボールレス) (マグネット) | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
手入れのしやすさ | 360°モデル | 360°モデル | 360°モデル | 360°モデル | 360°モデル | 360°モデル | 従来モデル | 従来モデル | 360°モデル |
価格相場 (2023年6月) | 約100,000円 | 約80,000円 | 約70,000円 | 約45,000円 | 約35,000円 | 約35,000円 | 約28,000円 | 約28,000円 | 約32,000円 |
楽天市場 | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る |
Amazon | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る |
他メーカーとの違いもわかった所で今度はタイガーの炊飯器の中で比較していきます。
当記事では電太郎がお勧めしている圧力IH炊飯器に絞って紹介したいと思います。
機種毎に出来る事の違い
上位モデルと下位モデルって出来ることが違うのかな?
どういう差があるのか教えて欲しいな!
同メーカーの上位と下位の差は結論から言うと味の甘さの違いです。
最安の炊飯器を探すとマイコンタイプの炊飯器が出てくると思いますが、ここから火力アップさせた物がIH炊飯器、さらにもちもち感を求めたのが圧力IH、そして各社の技術やノウハウを存分に溜め込んだのが高級炊飯器となります。
タイガーの場合は土鍋コーティングを施した内釜を使っていますが、価格が上がる毎に層が厚くなって高火力になっていき、最終的には本物の土鍋になります。
最上位になると美味しさだけではなく手入れのしやすさ等、使い勝手も良くなっているので、実は面倒くさがりな人にもオススメな一品に仕上がっています。
オススメは圧力IH搭載の土鍋コーティングモデル
上記のように数種類の炊飯器が発売されていますが、電太郎はタイガー炊飯器を買うなら圧力IHを買うべきという理論を推させて頂きます。
なぜなら、もちもちとした甘いご飯がタイガーの特徴であり、その味を出せるのが圧力IH炊飯器だからです。
マイコン炊飯器を買うのであればメーカーを問わず釜が厚い物を買うこと、IH炊飯器を買うのであれば三菱炊飯器がズバ抜けてオススメです。
せっかくタイガーを買うのであれば圧力IH。逆に圧力IHから選べば失敗はかなり少なくなります。
味も、使い勝手も求める方はその先へ
普通の圧力IHなら今まで使ったことがある。もっと美味しいご飯が食べたいという方は最上位モデルを念頭に入れても良いでしょう。
ここまで読んでくださっている方はタイガー炊飯器が向いている方だと思いますので、間違いなく美味しいと思えるご飯を炊くことができます。
内釜は金属釜から土鍋モデルになるので火力が大幅に上がり甘いご飯が炊けるほか、なんと白米だけでおこげを作ることができます。
調味料を入れたり、2度炊きする必要はないよ!
最上位モデルのJPL-S100になると使い勝手も大幅に上がります。
お米の種類を選ぶ際やおこげの量を調節する時にさわるボタンがタッチパネルになっているので、お米を研いだ後の濡れた手で触っても問題ありません。
毎回洗わないといけないわりに取付、取外がしにくい内蓋もマグネットが内蔵されているので近づけるだけで自動的に吸い付いてくれます。
圧力ボールも付いていないので洗いやすさもバツグン。洗うのすら嫌な方は食洗機対応なのでぶちこんじゃえばOKです。
安くなった過年度モデルは買っても良い?
高級炊飯器も去年のモデルなら安く買えるよね?
機能が変わらないならそっちが欲しいなぁ。
疑問に思われる通り、昨年モデルの購入は非常にオススメです。
大きな機能の追加が行われていない限りは、昨年モデルを買う事で大幅な値引交渉と同等の効果を得ることができます。
デメリットと言えば売っている店が少ない事でしょうか。特に現行機種と差がない機種ほど売り切れになりやすいです。
家電量販店ではセールで売り尽くしてしまう事が多いので、ネット通販等で探す方が効率が良いでしょう。
用途別!タイガー炊飯器おすすめ12選
1人当たり何合? 合数の正しい選び方
適応人数 | 5人以上 | 約3~4人 | 約1~2人 |
サイズ | 1升 | 5.5合 | 3.5合 |
お茶碗換算 | 20杯分 | 11杯分 | 7杯分 |
注目したい機能 | 保温 | 保温・美味しさ | 美味しさ |
炊飯器の合数は大きく分けて3種類あります。
1升、5.5合、3.5合の3種類がメインとなりますが、0.5刻まずに5合、3合といったモデルも存在します。
ご自宅の家族構成で選ぶと丁度良いサイズを見つけることができます。
ご飯はなるべくたくさん炊いた方が美味しくなるって聞いたことあるよ!
一升炊きが1番良いんじゃないの?
結論から言うと、ご飯上部の表面の割合が少なくなるから美味しくなるのです。
皆さんは炊飯器の表面のご飯を食べた時に「なんか固いな」とか「びちゃびちゃしてる」と感じたことはありませんか?
こう感じたあなたは味覚が優れている方でしょう。ご飯の表面部分は火から1番遠い場所なので加熱しにくく、固くて芯の残ったご飯になりやすいのです。
ちょっとおかしくない?!
なんで5合で炊いた時はしっかり火が通ってるのに、
3合になると真ん中まで火が通らなくなるのよ!
ここで電気炊飯器の秘密をお教えしましょう。炊飯器には始めに熱し始めて温度が上がるスピードを計る事で、何合入っているかを計算してくれるおじさんが住んでいます。
なかなか沸かないね。
こいつは5合入ってるな!
お、もう沸いた!
これは3合くらいかな。
その結果、5合なら5合用の火力と時間。3合なら3合用の火力と時間に設定されるようになります。
5合で炊いた方が火力が強くなるので美味しくなるという事です。
つまり1合程度の少量で炊いてしまった場合は、、、考えたくないですね。
実はこんな少量炊きを上手に行ってくれるのが3合炊き炊飯器なのです。
釜のサイズに比例して表面積も小さくなるのでご飯の美味しい部分が格段に増えます。
ご家族の人数に合ったサイズの炊飯器を選ぶようにしましょう。
ファミリー向け 5.5合炊き炊飯器 おすすめ3選
サイズの違いは5.5合で決まったけどまだ種類が多すぎてどれが良いのかわからないわ。
おすすめの炊飯器を教えて欲しい!
おおよその炊飯器の説明ができたところでメジャーサイズの5.5合炊きモデルからオススメを紹介したいと思います。
毎度恒例ですが電太郎の独断と偏見たっぷりでお送りします。
個人的に間違いない商品達はこちら↓↓
JPI-S100
まずはメジャー中のメジャー。価格ドットコムでも上位に君臨し続けているJPI-S100です。誰もが選ぶべき炊飯器の代表格でしょう。
価格、味、使いやすさのどれをとっても高水準にまとまっており欠点と呼べる欠点が少ないのが1番の魅力です。
準高級機とも言える立ち位置の炊飯器にも関わらず50,000円以下で買えるコスパの良さも魅力です。
あえてデメリットを上げるとすると、人気ゆえの人と被る可能性が高い点です。幸いカラーバリエーションが2色あるのでご自宅に合った色で個性を出していきましょう。
JPL-S100
50,000円出すのであればもう少し出してもっと美味しくしたい!人気モデルは皆と被るからいや!という方はJPL-S100一択でしょう。
本土鍋で炊くご飯は至高そのもの。お米の美味しさは今までの炊飯器では絶対出せない別次元の炊飯器です。
デメリットとしてはやはり価格が高い点と、土鍋は割ってしまう可能性が高い点です。僕の量販店時代には実際に割ってしまったお客さんもたくさん見てきました。
ですがこの土鍋釜、昔と違い年々割れにくく進化しています。一般の土鍋が20~40MPaの力で割れるのに対して、タイガー本土鍋は70~80MPaと約2倍の強度を誇っています。割れにくいだけでなくこのモデルには驚異の内釜5年メーカー保証が付いています。
さらに驚愕の割れに対しても保証あり。他メーカーはコーティングに対しての保証のみですが、割れまで面倒を見てくれるのはタイガー様、太っ腹と言わざるを得ません。
全てが高水準にまとまった炊飯器なので後悔とは一番縁が遠い機種です。お財布がGOサインを出したらぜひともお試しください。
JPV-A100
出来る限り価格を抑えたい!という方にオススメなのがJPV-A100です。高級志向の炊飯器が続いたので最後に購入しやすい炊飯器をご紹介したいと思います。
低価格とは言ってもちゃんと圧力IHと土鍋コーティング内釜は搭載された主要モデルとなります。
タイガーの特徴であるもちもちとした甘いご飯を自動で炊いてくれる。これを再現できる炊飯器の中で最も安くコスパの良い機種がこの機種の立ち位置です。
もう一つ下のJPV-B100というモデルもありますがこちらは「カラバリが1色」「釜の層が少ない」「対して価格が変わらない」とデメリットが目立ってしまいます。
炊飯器にお金はかけられないけど少しでも美味しいご飯は食べたいという方にオススメな商品です。
大家族向け 1升炊き炊飯器 おすすめ3選
お子さんが中高生で食べ盛りのご家庭や、5人以上の大人数のご家庭には1升炊き炊飯器がオススメです。
目安でいうと日常的に5合〜10合(1升)炊くという方向けの商品になります。
JPI-S180
5合炊きコーナーでも紹介したJPI-S100の大型モデルであるJPI-S180。
1升炊きになっても高コスパは健在です。
それどころか1升炊きには土鍋モデルが存在しないので、実質的に最上位モデルという位置付けになります。
さらにこのモデルは1升炊きモデルと相性の良い機能が一つあります。
それが粒立ち保温。上記で詳しく説明しましたが13時間までお米の味を維持してくれる機能です。
1升というサイズが故に食べ切るのに時間がかかる。家族によって食べる時間がまちまち。という悩みは多いと思います。
当機種なら保温で味が落ちる心配も限りなく少なくなります。たっぷり炊いてしっかり保温できる使い勝手抜群な機種です。
JPV-A180
おなじみ低価格帯を探している方はJPV-A100の大型モデルの当機種がオススメです。
ただでさえ5合炊きと比べて価格が高くなりがちな1升炊きモデル。なるべく安く購入したいですよね。
JPV-A100でも説明した通り、この機種は性能も折り紙付き。安いからと言って味にも妥協はしていません。
1升炊きあるあるですが、意外に大きくて重たいので購入したは良いが持って帰れないので送料を払って送ってもらった。なんて人をよく見かけます。
こういう地味に重たいけど、自分で設置はできる商品は、やはりネット通販がお手軽かつ安くて助かります。
JPI-T180
最後に隠れた名機を1点だけ。JPI-S180の1つ下のモデルのJPI-T180というモデルです。
釜内部の層の数は確かにJPI-S180より少ないですが、それ以外の差がほとんどありません。
釜も層の数は違えど、実は厚みは同じ3mmなので大きく味が変わるポイントでもないです。ちなみにカラバリも1升サイズならどちらも黒一択。
なのにお値段だけが飛び抜けて安いのがこの機種の特徴なんです。
タイミングによってはJPV-A180と同等レベルまで安くなる当機種。セールを見つけたら逃さず購入しましょう!
2人暮らし向け 3.5合炊き炊飯器 おすすめ3選
3.5合炊き炊飯器を紹介する前に、1つ注意しておきたい事があります。
それは1人暮らし用と2人暮らし用では選ぶ炊飯器が大きく異なる点です。
1人暮らし用であれば安さを重視する事が多いですが、2人暮らしだと質を重視した選び方に変わってきます。
まずは2人暮らしにぴったりの炊飯器からご紹介します。
JPD-G060
最初にオススメしたいのはコスパ抜群のJPD-G060です。型式こそ違いますがJPI-S100相当の3.5合モデルだと思って貰うと良いです。
味や保温能力はもちろん優れていますが、3.5合釜を使用する事で少量炊きでもうまさがギュッと詰まったお米を炊く事が出来ます。
味もさることながら優秀な点はボディのコンパクトさと価格の安さです。
高さ19.4cm、幅22.7cmとまさに手のひらサイズのこの機種ですが、準高級機種相当の味が出せる上に価格はなんと3~4万円台で購入可能です。
万人受けするという言葉はあまり使いたくないのですが、3.5合炊きで迷ったなら間違いなくこの機種を買うべきでしょう。
JPJ-G060
少しお値段は上がりますが、子育ての手が離れて夫婦水入らずの生活が始まる方にぜひオススメしたいのがJPJ-G060です。
本土鍋モデルなので味は格段に上がり、極上と呼べるご飯が炊けるようになります。
火加減調節もできるので昔食べていたおこげも好きなだけ作る事もでき、なんだか懐かしい気持ちにもさせてくれます。
コンパクトサイズなので土鍋も重く感じず、洗ったりお米を研ぐ時も使いやすいのが一石二鳥です。
最上位モデルの土鍋モデルは軽く10万円コースですが、このモデルは3.5合という事もあり5万円台で購入が可能です。
今まで頑張ってきたご褒美に自分を甘やかしてみても良いのではないでしょうか?
JPL-S100
なんだかんだでこの子の再登場です。ゴリ押しする気はないんですが優秀過ぎるが故にここでも紹介させてください。
本土鍋搭載、最上位モデルのJPL-S100です。
3.5合炊きじゃないでしょ!
おっしゃる通りなのですがここでこの機種を選んだのには訳があります。
それは1合料亭炊きモードの存在です。
この機種には購入時、専用の中蓋が付属で付いてきます。
この中蓋を使う事で1合のご飯を格段に美味しく炊く事が出来ます。
まとめて冷凍ご飯を作っておきたい時は5.5合、少人数で食べる分だけという時は1~3合で炊く事が出来るので使い勝手も抜群に良いです。
味重視で考えているのであれば少人数にもオススメな一品です。
1人暮らし向け 3.5合炊き炊飯器 おすすめ3選
一通り味は確かな炊飯器をご紹介したので、ここからは1人暮らしに最適な安価な炊飯器を紹介したいと思います。
特に1人暮らしを始める際はいろんな家電をまとめて購入しないといけないので少しでも価格を抑えたいのが本音でしょう。
価格はしっかり抑えて、だけど味は妥協しない。そんな炊飯器選びのお手伝いをさせて頂きます。
JBS-B055
安い炊飯器と言えばやはりマイコン炊飯器。しかしこの炊飯器はただ安いだけじゃありません。
10,000円以下の低価格帯にも関わらず釜の厚みは3mm厚と、そこらのファミリー向け炊飯器に負けていない厚さとなっています。マイコンモデルの美味しさは釜の厚みで左右されるので、ここは純粋にプラス評価点です。
天板もフラットなので拭きやすく、内部部品も少ないのでお手入れが簡単なのも初めての一人暮らしには最適です。
家事など自分でやる事が増えて大変でしょうが、少しでも手間を減らして、楽しい新生活を送ってください。
JAJ-G550
一人暮らしの人にお勧めしたい炊飯器2つ目はJAJ-G550です。
この機種、実は生産終了モデルなので在庫が残っている場所でしか購入する事はできません。
釜も大して厚くないので特別美味しいご飯が炊けるというわけでもないのですが、tacookという特殊な機能が付いています。
炊飯釜の上にクッキングプレートをセットする事でご飯を炊きながら一品作ってしまうというなんともズボラ(便利)な商品なのです。今でいう自動調理機の先駆けでしょうか?
おかずもごはんも一人用の調理しかできない為、複数人には向きませんが、なるべく自分の時間を有効に使いたいという方にはオススメな商品です。
生産は終了しており、売っているお店がどんどん少なくなっているので欲しい方は急ぐようにしましょう。
JPF-A550
最後にオススメするのがJPH-A550。今回の記事唯一のIH炊飯器です。
上記2機種は安さ重視で選んでしまっているのでどうしても味は犠牲にしてしまっています。
ただし美味しい圧力IH炊飯器を選ぶとなると、これまた3~4万円とかなりの高額になってきます。
丁度良い価格の物を探した結果、タイガーの3合炊き炊飯器ならIHモデルも選択肢に入ってくる事が判明しました。
電太郎が推している圧力IHではありませんが、土鍋コーティングは搭載されておりマイコン炊飯器と比べると十分美味しく仕上がる商品に仕上がっています。
マイコン炊飯器よりは美味しいご飯が食べたいけど、高い金額を出すのは避けたいという方にオススメな商品となります。
まとめ
機種 | JPL-S100 | JPH-S100 | JPJ-G060 | JPI-S100 | JPI-T100 | JPA-X100 | JPV-A100 | JPV-B100 | JPD-G060 |
容量 | 5.5合 | 5.5合 | 3.5合 | 5.5合 1升 | 5.5合 1升 | 5.5合 | 5.5合 1升 | 5.5合 1升 | 3.5合 |
カラー | 黒・白 | 黒 | 黒 | 黒・白 | 黒 | 黒 | 黒・白 | 黒 | 黒・白 |
加熱方式 | 土鍋圧力IH + 多段階圧力機構 +連続ノンストップ加熱 | 土鍋圧力IH + 可変W圧力IH | 土鍋圧力IH + 可変W圧力IH | 可変W圧力 +釜包みIH | 可変W圧力 +釜包みIH | 可変W圧力 +釜包みIH | 圧力IH | 圧力IH | 可変W圧力 |
内釜 | 本土鍋 | 本土鍋 | 本土鍋 | 遠赤9層土鍋 かまどコート釜 | 遠赤5層土鍋 蓄熱コート釜 | 遠赤5層土鍋 蓄熱コート釜 | 遠赤5層土鍋 蓄熱コート釜 | 遠赤3層土鍋 コート釜 | 遠赤9層土鍋 かまどコート釜 |
内蓋 | あり (ボールレス) (マグネット) | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
手入れのしやすさ | 360°モデル | 360°モデル | 360°モデル | 360°モデル | 360°モデル | 360°モデル | 従来モデル | 従来モデル | 360°モデル |
価格相場 (2023年6月) | 約100,000円 | 約80,000円 | 約70,000円 | 約45,000円 | 約35,000円 | 約35,000円 | 約28,000円 | 約28,000円 | 約32,000円 |
楽天市場 | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る |
Amazon | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る | 価格情報を見る |
以上がタイガー炊飯器おすすめ12選でした。
タイガー炊飯器を選ぶ上で重要となる下記点をしっかり見極めましょう。
- 圧力IHの中から選ぶ
- 土鍋か土鍋コーティングの中から自分に合った物を選ぶ
- サイズは家族の人数で適切な物を選ぶ
皆さんがより良い家電と出会えますように。
それでは。