人気器具を徹底比較!オススメ暖房器具9選【省エネNo1は〇〇】

オススメ暖房器具9選

こんにちは!家電太郎(@ie-dentaro)です!

家電量販店を2社(計8年)渡り歩いてきた元家電量販店員の白物家電ブロガーです。

皆さん楽しく家電選びできていますか?

A子さん

寒いのは苦手だから暖房器具にはこだわりたい!
電気代安くて、湿度維持できて、超あったかい暖房ってあるのかな?

電太郎くん

ふふ、一切妥協はしたくないようだね!
今回は使用状況にあった暖房器具について解説していくよ!

電気代は年々上がっていくのに、部屋の温度は全然上がらない冬が今年もやってきますね。

1年を通しての寒暖差も年々広がっていき、夏は暑く、冬は寒い、なんとも住み辛い世の中になってきています。

少しでも暖かく、少しでも省エネで、心穏やかに生活をする為には、やはり家電の力に頼るのが一番のようです。

今回は自分にあった暖房器具を探しにいきましょう。

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目次

どれを選ぶべき?おすすめ暖房器具比較方法

器具の種類と特徴

暖房器具エアコン
エアコン
石油ファンヒーター
石油
ファンヒーター
石油ストーブ
石油
ストーブ
石油ファンヒーター
ガス
ファンヒーター
オイルヒーター
オイル
ヒーター
セラミックヒーター
セラミック
ファンヒーター
電気ストーブ
電気
ストーブ
電気毛布
電気毛布
ホットカーペット
電気カーペット
使用用途全体暖房部分暖房
換気の必要性不要必要必要必要不要不要不要不要不要
省エネ性能
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
温度維持
(5.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
湿度維持
(2.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(2.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
速暖性能
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
本体価格約50,000
~300,000円
約10,000
~30,000円
約10,000
~60,000円
約30,000円約10,000
~50,000円
約3,000円
~100,000円
約3,000円
~70,000円
約5,000円
~20,000円
約5,000円
~80,000円
1ヶ月のコスト約4,000円約6,000円約6,000円約4,000円
~8,000円
約4,500円
~9,000円
約4,500円
~9,000円
約4,500円
~9,000円
約300円
~1,000円
約1,000円
~6,000円
※全体暖房は約6畳用の製品で1日8時間運転した場合の比較、計算をしています。(1kW=31円で計算)

暖房器具は大きく2種類に分けることが出来ます。

部屋全体を暖める全体暖房(メイン暖房)と、足元など一部分を暖める部分暖房(サブ暖房)です。

全体暖房は本体価格が高くなりやすいですが、適合畳数の暖房器具が1台あればしっかりと部屋全体を暖めることが出来る程の性能を持っています。

エアコンや石油ファンヒーターが代表的な例でしょう。

一方、部分暖房は比較的安価に購入できますが、広範囲の暖房には向いていません。全体暖房だけでは補えない場所をスポット的に暖める時に重宝します。

暖気は部屋の上部に上ってしまいやすいので足元を暖めるホットカーペットや、トイレや脱衣所を少し暖める為の小型の電気ヒーター等が挙げられます。

選び方のポイント

一概に暖房器具と言っても大小様々あり、なかなか決めきれないという声をよく聞きます。

使用用途に合わせて決めていくのが1番ですが、上記の全体暖房部分暖房を使い分けるのが心地良い環境作りの鉄則です。

A子さん

エアコンは部屋にあるんだけど、少し足元が寒いのよね。

電太郎くん

そんな時はホットカーペット等で補ってあげると良いよ!

暖房器具の選び方

  • まずは全体暖房を1台用意する。
  • 部分的に寒いor部屋が暖まるのが遅い時に追加の部分暖房を考える。
  • 脱衣所やトイレ等、1〜2畳程度のスペースは部分暖房で十分。

もちろん全体暖房1台で事足りているのであれば、部分暖房を買い足す必要はありません。

逆に広い部屋になるとエアコン+ホットカーペット+電気ストーブ等、複数台の部分暖房を用意しても良いでしょう。

価格と暖房性能

実際に購入する時に気になるのが価格面でしょう。

上記で説明した通り全体暖房は初期コストがかかりやすい点が難点です。

しかし安易に初期コストを下げてしまうと、暖房性能も下がってしまったり、初期コスト以上に電気代が上昇してしまう点も考えられます。

暖房性能は「速暖性」「温度維持」「湿度維持」「換気頻度」等、多くの項目の総合点で見る必要があります。

電太郎くん

これがナンバーワンの暖房器具!

と言い切れる物が存在しないのは、複雑に絡まり合った暖房性能によるものです。

もちろん万人受けするナンバーワン暖房器具なんて物はありませんが、当記事ではあなたにとってのナンバーワン暖房器具を紹介できれば良いなと思います。

省エネ性能

本体価格と同様に気になるのが省エネ性能でしょう。

A子さん

エアコンと迷ったけど、石油ファンヒーターが安いからこっちにしようかな?

電太郎くん

うーん、値段を気にするなら本体価格だけじゃなくて省エネ性能も見た方が良いよ!

安いからと言って安易に暖房器具を買ってしまうと、思っていたより高額な電気代が請求される事があります。

電気代、灯油代とここ数年上がり続けている生活コストは馬鹿にならない上、これからも上がり続ける可能性が大いに考えられます。

買ったは良いけど、思ったより電気代が高いからと言って暖房器具を付けずに耐え忍ぶ方も増えていますが、これでは本末転倒です。

「思ってた家電と違った!」を防ぐ為にも、おおよそのコストを計算しておくと良いでしょう。

コスト計算の方法はかでろぐでも使用している下記計算方式をお勧めします。

電気代

1kWhあたり31円

例:1200Wの暖房器具を毎日8時間使用した場合の1ヶ月の電気代

1.2kW x 31円 x 8時間 x31日 =9,225円

参照:全国家庭電気製品公正取引協議会

灯油代は地域によって大きく価格が変わるので、お近くのガソリンスタンドで価格を見て貰うのが1番確実です。

この記事では参考までに2023年8月時点での全国平均の価格を掲示しておきます。

灯油代

18Lあたり2,114円(1Lあたり約117円)

例:1時間あたり灯油0.2L使用する機器で毎日8時間使用した場合の1ヶ月の灯油代

117円 x 0.2L x 8時間 x 31日 = 5,803円

参照:経済産業省資源エネルギー庁石油製品価格調査

あわせて読みたい
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安全性

  • 熱源がむき出しになっている機器はやけどに注意!
  • 燃焼系器具は一酸化炭素中毒に注意!

暖房器具は部屋を暖める特性上、必ず機器内に熱源が存在します。

小さいお子様がいる家庭ではこういった熱源から、やけどの注意をしないといけません。

エアコンは手が届かない位置にあるので安心ですが、床に置く器具は全て熱源に手が届いてしまうので注意しましょう。

中でも石油ストーブ、オイルヒーター、電気ストーブは表面温度が大変高く、やけどしてしまう危険性が非常に高いです。

お子さんがいる家庭で上記の使用を検討されている方は柵等を用意してお子さんの手の届く範囲に置かないようにしましょう。

また、燃焼系の暖房器具は一酸化炭素中毒に注意する必要があります。

燃焼系とは、灯油やガスを使用する暖房器具の事を指しています。燃料を燃やしながら加熱しているので酸素を取り込む為に必ず換気が必要になります。

酸素が不足していくと不完全燃焼が起こり、一酸化炭素が発生してしまう可能性があります。

非常に危険なので換気は必ず行うようにしましょう。

暖房器具の種類比較

エアコン

・電気代が安い。
・給油や換気がいらない。
・夏場も使える。
・邪魔にならない。

全体暖房と言えば1番最初に名前が上がるのがエアコンでしょう。

一度部屋に設置してしまえば年間を通して冷房、暖房と活躍してくれる優れものです。

夏の冷房としてはエアコンの代替となる物が存在しないのでリビング等の大きな部屋には既に付いている方も多いでしょう。

電気代が安い、給油や換気がいらないというメリットがあるので多くの方に愛用されています。

一方、デメリットとしては暖房器具の中では本体価格が高額になりがちです。

取付工事が必須になるので最安値の機種を選んでも5万円以上、リビング用の大きい機種を選ぶと10〜30万円はかかります。

電気代が安い為トータルコストでは安くなるので嘆くほどではありませんが、上位モデルを選ぶ際は部屋の大きさや使用頻度と比べたいものです。

また、エアコンはどちらかと言うと冷房を上手にできる構造になっています。

高い位置に付いているので暖気を下方に飛ばしにくい。冬場の乾燥した空気から更に湿度を奪ってしまう。といったデメリットもあるので気になる方は注意して購入するようにしてください。

石油ファンヒーター

石油ファンヒーター

・湿度が下がりにくく、暖房性能のバランスが良い。
・やけどしにくい。

全体暖房と言えば石油ファンヒーターを思いつく方も多いと思います。

灯油を入れる事で手っ取り早く部屋中を暖めてくれる優れもので、暖房性能のバランスに優れています。

床置き配置なので暖気を効率よく部屋中に送れる上に、灯油が燃焼する時に水蒸気が発生するので湿度も下がりにくく、エアコンが苦手な部分を見事にカバーしています。

エアコンと違い、シーズンになると押入れから引っ張り出して来て、度々給油はしないといけませんが暖房性能の良さから長年人気の暖房器具です。

数時間に一度の換気は忘れずにするようにしてください。

石油ストーブ

石油ストーブ

・湿度がほとんど下がらず、暖房性能のバランスが良い。
・電源を使わないので灯油だけで使える。
・やかんでお湯も沸かせる。

石油ファンヒーター同様、灯油を燃焼させて使用する暖房器具です。

ファンヒーターに似た形の反射式と、丸くてレトロな対流式が存在します。

上記2機種と比べると風を送るファンがないので部屋全体の速暖性はガクッと落ちますが、近くで暖まる分には問題ありません。

燃焼系+風が出ないので湿度維持は一級品です。

デメリットとしては、本体や本体上部はヤカンでお湯が沸かせるほどに熱くなるので注意が必要です。

デメリットを逆手に取ってヤカンで加湿をするといった方法も取れるので、湿度維持は実質最強でしょう。

コアなユーザーが多く、アラジンのブルーフレームヒーター等、長年人気の商品もあります。自分で点火しないといけなかったり利便性には欠けますが、オシャレかつ湿度維持に適した優秀な暖房器具です。

ガスファンヒーター

石油ファンヒーター

・暖房性能のバランスが良い。
・給油しなくて良い。
・都市ガスなら石油ファンヒーターよりコスパが良くなる可能性大。

一部で根強い人気を誇るのがガスファンヒーターです。

使用用途としては石油ファンヒーターとほぼ同等品だと考えてください。

大きく異なる点としては1点、給油方法のみです。

石油ファンヒーターが灯油を給油するのに対して、ガスファンヒーターはガスの元栓からホースで引っ張って来ます。

給油から解放されたガスファンヒーターは使い勝手抜群。わざわざ寒い日に外に出る必要もありません。

ただし、ガスを使用していない家では使用できない点には注意したいです。

プロパンガスを利用している方にもあまりオススメはできません。石油ファンヒーターと比べてコストが非常に高くなる為、おとなしく灯油を注いだほうが家計のためです。

都市ガスを利用している方こそ、まさにガスファンヒーターにドンピシャな方です。使い勝手、コストのどちらを取っても高パフォーマンスで活躍してくれます。

オイルヒーター・オイルレスヒーター

オイルヒーター

・静音性が高い。
・乾燥を抑えながら暖房をかけられる。
・無風で換気のいらない上質な暖房。

寝室に使いたい暖房No.1のオイルヒーター。

無風で本体が発熱するので湿度維持しながら部屋を暖めるのが得意です。音も非常に静かなので寝室との相性も抜群。

燃料は使わないので換気する必要がなく、寝室で寝ている間も付けっぱなしで利用する事ができます。

デメリットとしては電気代が高い点と、本体が80~100℃になるのでやけどに注意したい点です。

燃料は使わずに電気の力だけで内部のオイルを発熱させる為、電気代は高くなりがちです。

大きすぎる部屋にも対応していない為、あくまで寝室用と割り切る事が大事です。

似た商品としてオイルレスヒーターという暖房器具もあります。

こちらは名前の通りオイルを使っておらず、代わりに空気を暖めて微弱な風で送り出しています。

微風が出る分まったく乾燥しないとは言いきれませんが、その他ファンヒーターやエアコンと比べると圧倒的に湿度維持能力は高いです。

表面温度もオイルヒーターより低く約60℃になります。触った瞬間にやけど確定のオイルヒーターと比べると「熱っ!」くらいで済むので使用者に優しい商品に仕上がっています。

セラミックファンヒーター

セラミックヒーター

・速暖性が高い。
・やけどしにくい。

ここからは部分暖房に入ります。

セラミックファンヒーターは売られている品目数も多く、やけどの心配も少ない為、多くの方に愛されている部分暖房です。

使いたい時に足元だけさっと暖められる容易さはやっぱり魅力的です。

ハイパワーモデルは1200W出力の商品もあり、自分一人ならしっかり暖まることが出来ます。使いすぎは厳禁です。

フルパワーで使いすぎると場合によってはセラミックファンヒーターだけで10,000円近く電気代がかかる事もあります。

また、風が出るので乾燥はしやすいです。湿度を下げたくない方は下記の電気ストーブがオススメです。

電気ストーブ

・速暖性がピカイチ。
・乾燥しにくい。

セラミックファンヒーターと双璧を成す部分暖房の代表格です。

グラファイトヒーターを使用している機種なら1秒足らずで暖かくなる等、速暖性は群を抜いて速いです。

また、風も出ないタイプなので乾燥しにくく、エアコンとの相性が非常に良いです。

大手空調メーカーのダイキンが出しているセラムヒートも、この電気ストーブの中にジャンル分けされます。

加湿が可能なエアコン「うるさらX」と乾燥させない電気ストーブ「セラムヒート」を併用することで電気代を抑えつつ快適な空間を作る事も可能です。

石油ストーブ同様、ある程度表面は熱くなるのでやけどには注意してください。

電気毛布

・電気代が安い。
・乾燥しない。
・気持ち良い。

女性の味方、電気毛布。

肌寒い職場で働くオフィス女子達の味方であり、各ご家庭でも1枚は持っておきたいという方が多いと思います。

「掛け」「敷き」「掛け敷き両用」の3タイプありますが、人気があるのは「掛け」「掛け敷き両用」の2種類です。

下手な暖房を付けるよりも、一人でいるなら電気毛布にくるまっておく方がコスパ的にも暖かさ的にも良かったりします。

消費電力も圧倒的に安く、1日8時間程度なら月々数百円程度しかかかりません。

一番のデメリットはその気持ちよさからくる睡魔でしょう。

ウトウトして、気が付いたら寝落ちしてしまい日が暮れていたなんて声もよく聞きます。

ご利用は計画的に。

ホットカーペット

・寒くなりがちな足元を暖められる。
・乾燥しない。

簡単にご自宅を床暖房仕様に変えられるホットカーペット。

電気毛布の親戚的立ち位置ですが、こちらは足元専用で部屋に敷きっぱなしにするので見た目にもこだわりたい所です。

電気毛布と比べると本体価格も電気代も高くなりがちですが、床暖房を設置する事を考えると割安です。

インテリアの一部にもなるので、そもそも電気毛布や床暖房とは似て非なる物だと考えましょう。

低温で使用しても床のひんやり感は無くなるので、電気代をなるべくかけずに使用する事も可能です。

暖房器具の性能比較

価格面での比較

暖房器具エアコン
エアコン
石油ファンヒーター
石油
ファンヒーター
石油ストーブ
石油
ストーブ
石油ファンヒーター
ガス
ファンヒーター
オイルヒーター
オイル
ヒーター
セラミックヒーター
セラミック
ファンヒーター
電気ストーブ
電気
ストーブ
電気毛布
電気毛布
ホットカーペット
電気カーペット
使用用途全体暖房部分暖房
省エネ性能
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
本体価格約50,000
~300,000円
約10,000
~30,000円
約10,000
~60,000円
約20,000
~70,000円
約10,000
~50,000円
約3,000円
~100,000円
約3,000円
~70,000円
約5,000円
~20,000円
約5,000円
~80,000円
1ヶ月のコスト約4,000円約6,000円約6,000円約4,000円
~8,000円
約4,500円
~9,000円
約4,500円
~9,000円
約4,500円
~9,000円
約300円
~1,000円
約1,000円
~6,000円
※全体暖房は約6畳用の製品で1日8時間運転した場合の比較、計算をしています。(1kW=31円で計算)

初期コストをとにかく抑えたいという方は、本体価格の安い暖房器具を探しましょう。

全体暖房を探している方は石油ファンヒーターが比較的安価に購入できます。

灯油の購入が必要になるので、買いに行く手段・環境が整っているかだけは確認した方が良いです。

物件によっては最初からエアコン等が付いており、部分暖房を探したいという方はセラミックファンヒーター、電気ストーブがオススメです。

特にエアコンとの相性が良いのは湿度を下げにくい電気ストーブです。安い物なら数千円から売られています。

電気毛布も悪くはないのですが、デザインや性能を求めて高価になりがちです。ある程度の予算は決めておいたほうが良いでしょう。

省エネ製での比較

省エネで選ぶ場合、エアコン以外の選択肢がほぼ無くなります。

上記表でわかるようにズバ抜けて電気代が安いのがエアコンです。

ちなみに価格の安い低スペックエアコン(電気代は高め)で計算しているので、省エネモデルを選ぶと更に安くなります。

夏場の必須家電なので既に自宅に付いている事が多いですが、買い替えの際は省エネモデルも検討したいものです。

部分暖房の購入を考えている方は電気毛布一択です。

電気代も安く、物によってはモバイルバッテリーで動く商品もあるので昔と比べると利便性も上がっています。

暖房性能での比較

暖房器具エアコン
エアコン
石油ファンヒーター
石油
ファンヒーター
石油ストーブ
石油
ストーブ
石油ファンヒーター
ガス
ファンヒーター
オイルヒーター
オイル
ヒーター
セラミックヒーター
セラミック
ファンヒーター
電気ストーブ
電気
ストーブ
電気毛布
電気毛布
ホットカーペット
電気カーペット
使用用途全体暖房部分暖房
換気の必要性不要必要必要必要不要不要不要不要不要
温度維持
(5.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
湿度維持
(2.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(2.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
速暖性能
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
※全体暖房は約6畳用の製品で1日8時間運転した場合の比較、計算をしています。(1kW=31円で計算)

価格よりも純粋な暖房性能で比較する場合は、石油系全般が優秀です。

湿度・温度のバランスが良く、速暖性が欲しいならファンヒーター、湿度を維持したいならストーブ、と選びやすい点も選ばれやすい要因の一つになっています。

都市ガスを利用しているなら上位互換にもなり得るガスファンヒーターが選択肢に入って来ます。

使用場所や要望により選択肢が大きく異なるので選ぶのが難しいですが、燃焼系と呼ばれる上記3機種は後悔しにくい一品です。

ちなみに寝室用を質で選ぶなら、問答無用でオイルヒーターです。

安全性での比較

暖房器具エアコン
エアコン
石油ファンヒーター
石油
ファンヒーター
石油ストーブ
石油
ストーブ
石油ファンヒーター
ガス
ファンヒーター
オイルヒーター
オイル
ヒーター
セラミックヒーター
セラミック
ファンヒーター
電気ストーブ
電気
ストーブ
電気毛布
電気毛布
ホットカーペット
電気カーペット
使用用途全体暖房部分暖房
換気の必要性不要必要必要必要不要不要不要不要不要
やけどの心配
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(1.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(2.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(2.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
※全体暖房は約6畳用の製品で1日8時間運転した場合の比較、計算をしています。(1kW=31円で計算)

安全性を取るのであれば、これまた通常触れる事のないエアコンの一人勝ちです。だって触れないんですもの。

床置きタイプの暖房は全体的に気を付けたいですが、中でもストーブ系やオイルヒーターは注意が必要です。

本体が非常に高温になるので、小さなお子さんがいる家庭での使用は考えたほうが良いでしょう。

また湿度維持に優れている燃焼系も注意が必要です。長時間換気をしないと一酸化中毒になる可能性が高くなります。

一時的に室温は下がってしまいますが何より安全の為なので換気は必ず行うようにしましょう。

「触ることがない」「換気も必要ない」という2点の安全性が揃ったエアコンがやはり優秀ということになります。

用途別比較!おすすめ暖房器具

暖房器具ごとの長所、短所がわかった所で各機種のオススメ商品も紹介できればと思います。

皆さんお好みの暖房器具の目星は付いてきたのではないかと思います。

B子さん

我が家は子供もいるからやっぱり安全なエアコンね!
電気代が安いのも助かるわ!

A子さん

私は寝室を贅沢な極上空間にしたいな!
電気代には目をつむるからオイルヒーターで湿度も温度もベストな状態にして朝までぐっすり眠りたい!

せっかく暖房器具を購入するのに誰しも失敗はしたくないものです。

元量販店店員の目線から、実際に売れていたおすすめ商品をご紹介できればと思います。

エアコン

エアコンは設置する部屋によってオススメ機種が異なります。

リビング等の大きい部屋には超省エネモデル、子供部屋や寝室などの小さな部屋には安価なエントリーモデルがオススメです。

畳数の目安としては14畳以上が大きい部屋、12畳以下が小さい部屋と考えるとわかりやすいと思います。

14畳用より大きいエアコンは電源が200Vになる為、パワーが格段に上がります。超省エネモデルを購入することでより電気代を効率的に抑えることができるようになります。

逆に100Vのエアコンだと省エネモデルを購入しても本体価格の差ほどリターンにならないことが多いです。

小さい部屋の場合は、よっぽど欲しい機能がない限りはエントリーモデルで安く抑える方がコスパが良いでしょう。

ちなみにエアコン設置でオススメな店舗は町の電気屋さんかエディオンです。

エアコンは設置の技術力で性能、安全性、見栄えが大きく変わる商品です。

安いからという理由だけで依頼をすると家電量販店でもレベルの低い設置をされることがあるので注意をしましょう。

その点、エディオンは専門の工事担当者もいるうえに特典が非常に多いです。少しの価格差なら安心を一緒に購入できるエディオンを是非ともオススメします。

  • 専門の工事担当者がいるので技術力は間違いなし
  • 5年~10年の長期保証に無料で入る事ができる。
  • エディオンオリジナルモデルなら全機種室外機に専用コーティングが施されているので耐久性抜群。機種によってはその他オリジナル機能も満載。

\ 長期延長保証と安心の技術力 /

湿度をなるべく下げたくない方におすすめなエアコン

うるさらX
ダイキンより引用

エアコンの一番のデメリットと言えばやはり乾燥しやすい点。

ですが加湿機能が搭載されたエアコンがある事を皆さんはご存じでしょうか?

空調専門メーカーのダイキンが発売している「うるさらX」は無給水加湿を行いながら部屋の暖房を入れてくれる夢のようなエアコンです。

省エネ性にも優れたRシリーズ(うるさらX)と、価格を抑えたMシリーズ(うるさらmini)の2種類で発売しています。

畳数の広いリビング等にはうるさらX、寝室や子供部屋で湿度が気になる場合はうるさらminiと、設置する部屋に合わせて選択すると良いでしょう。

足元までしっかり温めて欲しい方におすすめなエアコン

富士通ゼネラルより引用

暖気というものはどうしても上昇してしまうもので、室内では顔より上の部分だけが暖かくなりがちです。

A子さん

エアコンってなんか肌寒く感じるのよね。

こう感じる理由は風が吹いていても、暖気は自分の方に来ていないからです。

下向きにルーバーを下げても部屋全体に暖気を送るのはなかなか至難の業で、大きい部屋になるとサーキュレーターを活用する方も多いのではないでしょうか?

ダイキン同様、空調専門メーカーである富士通ゼネラルから発売されているノクリアXシリーズは両サイドにサーキュレーターを搭載して、暖気を足元に抑え付けながら気流を送る事に特化しています。

こちらは超省エネモデルしか作られていないのでリビング向けの商品です。6畳程度の部屋なら下向きルーバーだけで十分に暖めることができるのでここまで機能の良いエアコンはいらないでしょう。

やはり餅は餅屋。ダイキンと富士通ゼネラルの空調メーカーは専門的に使っているだけあって、使用者の目線で上手に製品を作られています。

その他にもエアコンの購入について悩まれている方はぜひ下記記事も参考にしてみてください。

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石油ファンヒーター

本体価格が求めやすい石油ファンヒーターは性能よりも、適応畳数と価格で商品を選ばれる事が多いです。

実際にダイニチ、コロナといった大手メーカーの商品なら安くても良い商品が多いです。

価格が上がるごとにフラップが動くようになったり、灯油タンクが持ちやすくなったりしますが、エアコンのように超省エネになったり加湿機能が付く事はありません。

いろんな機能を付けるために1ランク上の物を選ぶくらいなら、1つ畳数が大きい物を購入する方がパワーも強くなり暖房能力を上げることが出来ます。

オススメメーカーはシェアNo1のダイニチ。ダイニチなら点火スピードが早く、最短35秒で点火する事ができます。

石油ストーブ

一部のコアユーザーからは根強い人気を誇っている石油ストーブ。

通常の利便性を考えた場合、トヨトミ、コロナといった大手メーカーから選ぶと良いでしょう。

石油ファンヒーターと同じく、グレードが高いからと言って性能が飛躍的に上がるわけではないので、価格面を気にされる方は安価モデルの購入で十分です。

通常の使用方法であれば反射型の石油ストーブが使用しやすくオススメです。壁際に置いてファンヒーター感覚で使用する事もできます。

対流型は見た目も丸くてオシャレですが部屋の中心に置いたり、物によっては点火が面倒だったりと使いにくい部分もあるので、注意して選ぶようにしてください。

屋外で使用するのにオススメな石油ストーブ

電気を使わないという性質上、屋外でも使用可能なのが石油ストーブの長所の一つです。

その中でも特に屋外で活躍してくれそうな石油ストーブが今秋発売予定のアラジンブルーフレームクッカーです。

既存のブルーフレームヒーターの上部で煮る、焼くといった調理まで出来るようになった一品です。

焚き火感覚で暖まりながら冬の屋外で食べるご飯は絶品極まりないでしょう。

焚き火ではないので煙なども放出されず、庭で使用しても近所迷惑にもならないのもオススメポイントの一つです。

もちろん従来のブルーフレームヒーターも屋外で使用できます。お好みに合わせて選択すると良いでしょう。

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ガスファンヒーター

ガスファンヒーターは石油ファンヒーター以上に選択肢が少なく、対応畳数やサイズくらいしか悩みどころはありません。

畳数はもちろんですが、対応のガス種も確認しましょう。プロパンと都市ガスでは対応機種が異なります。

また、ガスコードも別売りなので注意しましょう。専用のガスコードであれば抜けにくく、ガス漏れも起こしにくいので安全性も抜群です。

オイルヒーター

オイルヒーターは様々なメーカーが発売していますが、人気があるのはデロンギとユーレックスの2社です。

質を求めて購入する方が多いのでタイマーや温度調整が上手なモデルを選びたいです。オシャレなデザインも近年増えているので寝室に合った物を選びましょう。

デロンギからはオイルヒーターだけでなくオイルレスヒーターも発売されているので、ご自分に合ったスタイルを選ぶのが良いでしょう。

本体価格を抑えたいならオイルヒーター、デザインが良く速暖性と省エネ性が少しでも欲しいならオイルレスヒーターがオススメです。

中でもデロンギのマルチダイナミックヒーターはオイルヒーターの苦手な速暖性、やけどのしやすさ、操作の難しさをすべて解消したモデルに仕上がっており非常に人気です。

冬場の冷え切った寝室で寝るのは思っているより体にダメージを与えます。しっかりと暖めつつ、湿度も維持して健康的に朝を迎えましょう。

マルチダイナミックヒーターの購入なら、送料無料で午前11時までに注文すれば当日発送もしてくれるデロンギ公式サイトが非常にお得です。

どのお店で買っても固定価格で販売されているヒーターが初回限定10%クーポンを併用できる為5,000円以上お得に購入することが出来ます。

さらにデロンギファミリー(無料会員)に登録するだけで無料5年保証も付けられるので、保証面・価格面のどちらで見ても優秀の一言です。タイミングによってはアウトレットセール等も行っているのでブックマークしておくと良いでしょう。

暖房器具比較まとめ

暖房器具エアコン
エアコン
石油ファンヒーター
石油
ファンヒーター
石油ストーブ
石油
ストーブ
石油ファンヒーター
ガス
ファンヒーター
オイルヒーター
オイル
ヒーター
セラミックヒーター
セラミック
ファンヒーター
電気ストーブ
電気
ストーブ
電気毛布
電気毛布
ホットカーペット
電気カーペット
使用用途全体暖房部分暖房
換気の必要性不要必要必要必要不要不要不要不要不要
省エネ性能
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
温度維持
(5.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
湿度維持
(2.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(2.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
速暖性能
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
本体価格約50,000
~300,000円
約10,000
~30,000円
約10,000
~60,000円
約30,000円約10,000
~50,000円
約3,000円
~100,000円
約3,000円
~70,000円
約5,000円
~20,000円
約5,000円
~80,000円
1ヶ月のコスト約4,000円約6,000円約6,000円約4,000円
~8,000円
約4,500円
~9,000円
約4,500円
~9,000円
約4,500円
~9,000円
約300円
~1,000円
約1,000円
~6,000円
※全体暖房は約6畳用の製品で1日8時間運転した場合の比較、計算をしています。(1kW=31円で計算)

以上がオススメ暖房器具9選でした。

皆さんにピッタリの暖房器具は見つかりましたでしょうか?

今回紹介した暖房器具以外にも「加湿器」や「サーキュレーター」を使用して部屋を快適にする方法もありますが、注意しないと逆に部屋が寒くなってしまう事もあるので次回の記事で説明させて頂きます。

皆さんがより良い家電と出会えますように。

それでは

オススメ暖房器具9選

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